乙訓山の会 山行案内
 

 


衣笠山から左大文字山 

山行日  2022年6月1日(水) 晴のち曇り

参加者  岡田和CL 男7女10 計17名   

 コースタイム 

  JR花園駅9.00~双ヶ岡9.40~仁和寺~一条天皇陵~衣笠山11.30

立命館前~左大文字山13.30~金閣寺バス解散14.50

 <報告>

   6月のゆっくり登山は衣笠山から左大文字山に行く。JR花園駅に17名が集合する。幸いに晴れて爽やかな天気。駅から少し歩くと登山口に。ここから尾根を登り双ヶ岡に着く。一の丘から西方向が良く望める。少し下る仁和寺着き寺内を通り八十八所を巡り途中から車道に下る。再び登山道を登っていくと 程なく一条天皇陵にさらに60m程登ると衣笠山に着く。ここでゆっくりと昼食をとる。眼下には金閣寺、船岡山後ろには比叡山や東山が望める。昼食後は広い道を下り車道を歩いて左大文字山に向かう。130m程のぼると尾根に取り付き僅か下るとP234の大文字山に着く。展望はない。あとは往路を戻り金閣寺バスで解散する。  (岡田和)

 

 
2022
年 愛宕山クリーンハイク

山行日 20226月5日(日)

参加者  CL松方 他8名

     CL金﨑 他8名  男12名 女6名  計18名 

コースタイム

     表参道登山口847~梨木大神1000~大岩1025~首無地蔵1100~竜ノ小屋1115作業と昼食1200~尾根分岐1252~愛宕三角点1300~神社休憩所1330~水尾分れ1400~荒神峠1435~保津峡駅1530

    表参道登山口845~落合橋930~保津峡駅1020

<報告>

   新型コロナの影響により、2020年より出来なかったクリーンハイクを2年ぶりに実施出来た。一般会員向けとゆっくり会員向けの2コースにして多くの会員が参加出来るように試みたが、未だ収束しない新型コロナかコースの設定の問題か、思っていたほどの参加数ではなかった。次回以降の活動については検討の余地がありそうだ。 

Aコースは整備された竜ノ小屋ではOさんとHさんのお湯の接待があり、長い歩行距離で夏山登山のトレーニングになったのではないか。Bコースは予定していた時間よりも早く着き、解散後大多数の皆さんが嵐山まで歩いて帰られた。 今回は全体としてごみは減っているだろうと予想していたが、重量としては増えていた。2年間の累積と重量物があった為であろう。収集量は可燃ごみ8㎏、不燃ごみ7㎏。土壌調査用の採取は529日に首なし地蔵と竜ノ小屋で行なった。          (金﨑)

 <補足報告 Aコース>

しばらく倒木で通れなかった梨の木林道も、ボランティアの方々のおかげで整備され、歩きやすい登山道になっていた。梨の木大神を過ぎると谷沿いにクリンソウも見られるが、時期が過ぎ、花は見られない。ウツギとエゴノキの白い花とジャケツイバラの黄色い花が迎えてくれた。竜の小屋ではOさんとHさんが車で来て、小屋周りの整備をし、お湯を沸かして待っていた。小川と緑に囲まれた静かな場所でゆったりとベンチに座り、昼食をとる。小屋周りがきれいになっていたのにみな驚いていた。愛宕神社石段下へは、首なし地蔵からでなく、クリンソウの谷をあがって行く。以前Tさんたちがクリンソウを守るために張ったロープが今でも残っている。満開のクリンソウを見るために昔は多くの人が訪れた場所だ。花はないが、新緑の木々囲まれて別世界の趣がある気持のいい谷だ。 尾根道に合流した後、愛宕山三角点にNさんの案内で近道をして登る。途中にヘリ着陸の広い、広場があった。タニウツギがきれいに咲いていた。愛宕神社石段下からは、参道の階段を避けて落ち葉を踏みしめてわき道を歩く。水尾分かれから保津峡へはじっと我々を待つKさんやNさんが気になり、一気に駆け下りた。登山者のマナーもよくなり、ごみは前回よりまた減っていた。緑の中を歩き心もクリーンになった山行だった。            (松方)

 


竜の小屋メンテナンス作業 2022年③

日時 6月5日()

参加者 CL小川 男2 計2人

コースタイム

  7時 小川自宅~谷(廃パイプ回収)~谷山林道を経て竜の小屋へ

  9時 作業開始  14時 作業終了 下山へ

作業内容

   水道分岐の為の廃パイプを回収

   小屋東側テントスペースの整地 

   小屋裏や周りの不用品の片づけ

<報 告>

  今回は農作業の都合で軽トラを借りられず、トタン板等の廃材の搬出が出

来ないので、小川号で2人で行く。

前回太いパイプに細いホースや細いパイプを繋いでみたが、流量がうまく

分岐されず台所への十分な水量を供給出来なかったので、同じ太さのパイプを回収に行く。幸いまだ何ⅿ分かは残っていたので竜の小屋に運ぶ。

小屋裏や周りのトタン板や古いストーブ、朽ちたワイヤー等の廃材の片付けを済ませ、小屋東側テントスペースの整地をしているところへクリーンハイクのメンバーが合流。一緒に昼食を摂る。

昼食後クリーンハイクメンバーに手伝って貰ってトタン板等を運び1か所にまとめておく。これで次回軽トラで搬出出来る見通しが付いた。

 

 

 

 

   
湖南アルプス 笹間ヶ岳

山行日 2022年6月12日(快晴)

参加者 CL西村正 男3女4 計7名

コースタイム

850登山口バス停 950笹間ヶ岳登山口 1010笹間ヶ岳山頂(10休憩 展望良)1050湿原 11051150 H163天神川(昼食1205-12301305鎧ダム堰堤 1405堂山 1455        堰堤 1535登山口バス停        (記 川添)

<報告>

快晴の中JR石山駅に集合、未だICカードが使えない帝産バスにてアルプス登山口に、当初予定の登山道は工事の為に通行止め、迂回路で笹間ヶ岳登山口に行きます、いきなりの急登を150m登れば山頂です。三角点の横には八畳岩があり、登れば琵琶湖方面の素晴らしい展望が開けます。しばらく下れば池があります。川沿いを少し下って行くと楽しい岩稜あるきが始まります。しばらく楽しむと天神川へ降りてきました。川沿いの涼しい場所で昼にしました。癒しの滝から鎧ダム歩きに、堂山を目指して登ります。急登の岩場を登れば山頂に到着します。後は絶景を眺めながら変化のあるコースで下山しました。アルプス登山口バス停で解散しました。  (記 西村)

 
夏山に向けての岩トレ 
その2

山行日  2022612日(日)

参加者  岡田美(CL・ス)  男5 女9 計14

行程  8:30江文神社前⇒9:20Y懸の取りつき・登降練習⇒10:00Y懸

沢を登りY懸の頭・休憩⇒10:30練習ルートにロープを設置し登降練習⇒

11:50Y懸の頭の簡単ルートにロープを設置し登降練習⇒15:00片付け・

集合写真・下山⇒15:30江文神社着・解散

<報告>

駐車場に着くと車がいっぱい。今日の金毘羅は混雑すると予想がつく。地面はまだ濡れているため急いで現地に行かず、江文神社前で装備と持ち物の点検を行う。スタッフ5名から注意事項を伝え、各自が本日の練習確認をする。Y懸の取りつきに行くと、すでに2本ロープを張って練習しているグループがいたので、その横をお借りしてロープを張る。今回は岩が濡れているのとより安全にビレイをするということから、1人が登るのに2人でビレイする方法をとった。初めて参加の人を優先に登降練習をし、待っている人は、自己確保をするためのロープ

操作や丸スリングの結び方を練習する。予想通り、後から後から人がやってくる。Y懸尾根はかなり混雑すると予想されスタッフで相談し、Y懸尾根を登ることはやめY懸沢を登ってY懸の頭まで行くことにした。頭はまだ人が少なく、ロープを張ることが出来登降の練習をする。最後の練習なので、クライムダウンを重視して練習をした。同時に、安全第一で自己ビレイが確実に取れるようにもなった。さて、練習は裏切らないでしょうか?安全に登頂できることを信じています。(岡田)


夏山トレーニング
  武奈ヶ岳

 

山行日  2022618日(土)

参加者  近藤直(CL)、男3 女3 計6                 

コースタイム

集合西向日駅6:30→坊村登山口8:15→御殿山10:15→ワサビ峠10:31 →武奈ヶ岳到着11:02昼食→武奈ヶ岳下山11:42 →ワサビ峠12:05 →御殿山12:15→坊村登山口14:00解散 ※途中休憩 9:20-9:30 12:55-13:05                     (松田祐)

<報告>

葛川市民センター駐車場から夏山トレーニングに向け、御殿山、ワサビ峠を経て武奈ヶ岳を目指します。蒸し暑いどんよりとしたお天気の中歩き始めました。急騰を経て御殿山に到着。目指す武奈ヶ岳がキレイに見えました。稜線は風があり またツツジもあちらこちらに咲いておりとても気持ちがよかったです。頂上での展望は少し悪く琵琶湖も見ることができませんでした。しばらくすると雷が鳴りだしガスも発生してきました。下りは長く感じられましたが皆無事下山しました。       (髙橋雅子)

 


北山シリーズ 天狗杉から峠巡り

山行日 2022年6月24(金)

参加者  西村(L) 男4 女7 計11名

<記録> 北大路BS 733→花脊峠830→天狗杉900→旧花脊峠915→京見坂928→鉄塔広場953→P766 1045→芹生峠1103P760手前1127昼食1157→滝谷峠1227→貴船山1318→△699.4 1333→二ノ瀬ユリ分岐1425→貴船口1520(解散)                    記 金崎

<報告>

北大路駅からバスで花脊峠に、峠の温度計は21度の快適温度です。先ずは天狗杉に。どれが天狗杉なのか、それらしき杉が1本ありました。旧花瀬峠まで下り登山口(京見坂)まで少し林道を歩きます。此処から読図でルートを確認しながらの尾根道です。無事に芹生峠に着きました。雲取山が望める広場で昼にしました。此処から滝谷峠までが大好きな尾根で、これぞ北山です。貴船山から三角点に寄り貴船口で解散しました。北山で初めての蛭の多さに驚きでした。やはり、雨上がりは蛭に注意です。  

  

 


百名山3座 草津白根山・四阿山・浅間山

山行日 6月24日(金)~6月26日(日)

参加者 CL小川 男2 女2(小川友人) 計4

コースタイム 

6月24日(金)
:30 西山天王山駅前出発 7:00 AさんをPU   8:30養老SA 10:40 駒ヶ根SA 11:55姥捨SA 12:49中野ICで高速をおりる

 13:40 国道最高地点(2172m) 14:00 草津白根山頂駐車場着

 噴火警戒レベル「1」で火口周辺500m規制があり、登山禁止

 14:30 駐車場発 16:30菅平高原 宿舎「ロッジ自然回帰線」着 

6月25日(土)

 7:50 宿舎発 8:05 登山口第3P着 8:13 登山口 10:58根子岳山頂

10:45   11:25 分岐手前 11:55四阿山 昼食12:30  12:55分岐

13:18 中四阿 13:55 小四阿 15:00登山口着 15:30駐車場発

16:40宿舎 菱谷温泉「常盤館」着  

6月26日(日)

 8:05宿舎発 8:31高峰高原 車折峠登り口駐車場着 8:39登り口 

:48避難小屋 10:05トーミの頭 10:45 草すべり11:00湯の平分岐 12:14シェルター前(昼食)12:35  12:52 前掛山 13:00下山

 13:13シェルター前 13:47 賽の河原分岐 15:15 トーミの頭 

16:50 登山口着 17:05 車出発 22:57 京都駅着  

 

<報告>

まだ6月なのに梅雨が明けて、猛暑がやってきた。今回の山行は下界の暑さをさけ、志賀高原渋峠から草津白根山、菅平高原から根子岳・四阿山、高峰高原の車折峠から浅間山(前掛山)を目指す高原からの山行だ。

1日目の24日(金)西山天王山駅前を6時半に出て、高速を500キロひた走り、志賀高原渋峠の日本国道最高地点(2172m)を通過して14時、白根山登り口駐車場に到着。「さあ第1座登るぞ」と登山道を歩き始めて数分後、「火口周辺500m規制及び登山は禁止」の立て札が前に現れる。事前に白根山の湯釜や本白根山山頂へ行けないことはわかっていた。ところが2022530日で噴火警戒レベル「1」に落ちても、山頂駐車場とまでは利用できるが、活火山の白根山に対して草津町の規制は厳しかった。やむなく下山することになった。百名山を目指す人はどうなるのだろうか。これで認定されるのだろうかと気になった。

登山せずに上田市にある宿舎「ロッジ自然回帰線」に向かう。菅平高原はラグビー合宿の聖地と言われ、たくさんの宿舎とグランドがある。ロッジを始めて39年になり、夏秋はライダーがつどい、冬はスキーやスノーモービルの指導をしているオーナーが出迎えてくれた。自前の野菜や山菜を料理した奥さんの夕食も美味しかった。

2日目の25日(土)の8時前に宿を出て10分ほどで菅平牧場の登り口に着く。なだらかな登山道を根子岳の山頂をのぞみながら進む。緑の樹林の中にレンゲツツジの群落が目を引く。根子岳は花の百名山と言われるだけに、ツマトリソウ、テガタチドリ、ゴゼンタチバナなどの花々が目を楽しませる。さらに東の方を見上げると穂高連峰から鹿島槍、白馬岳などへつながる雪をかぶった北アルプスの山々が一望できる。根子岳から四阿山へ笹原が広がる道を下って振り返ると青空と流れる白い雲が根子岳をバックに映え、最高の景観だ。樹林帯をあがって12時前に百名山四阿山(2354m)に到着。山頂には2つの祠があり四阿山は信仰登山シンボルであることがわかる。中四阿山、小四阿山と何度も根子岳の景観を楽しみながら3時過ぎに牛がのんびりと草を食む菅平牧場へ降りた。

この日の宿は小諸の菱野温泉だ。明日の浅間山登山へ向けて手頃な宿がないために山行にはちょっとぜいたくな温泉旅館となった。その分「登山」電車でいく「雲上」の宿の露天風呂と、豪華な食事を頂くことができた。

3日目の26日(日)は8時過ぎ宿を出て、急な九十九折の道を上がって高峰高原にある車坂峠の登り口へ。駐車場で、早朝に黒斑山から降りてきた若者たちに出会う。最近の若者たちは軽装備で一気に上り下りする。脚力だけでなく装備の軽量化などもあるのだろう。表コースを進むが昨日とは違って、ガスが出て展望はきかない。岩稜部にでてコマクサの群落が現れた。本当は1日目本白根山登山で見るはずだったコマクサに出会えたことがうれしかった。進むにつれて展望がきくようになったが、浅間山山頂部はガスに覆われている。途中に巨大なドラム缶のようなシェルターが現れ、ここは火山の中だと実感する。

10時過ぎ、トーミの頭(2320m)に到着。黒斑山から降りてくる人に出会う。浅間山の噴火活動の頃は、黒斑山登頂が浅間山登頂と見なされていたそうだ。黒斑山との分岐から湯の平分岐(2015m)まで、草すべりを一気に300m下る。そして樹林帯を少し進んで賽の河原分岐へ。ここから浅間山の砂礫地帯に入り、登り始める。山頂部のガスも時折切れる。前掛山手前のシェルターで昼食をとる。20分ほど登ると前掛山(2524m)に到着する。浅間山の火口部から噴煙が上がっている。活火山であることを実感した。1日目の白根山では噴煙さえのぞむことができなかっただけに満足することだった。湯の平分岐から蛇骨岳、黒斑山の浅間岳の外輪山を回っていく人が草すべりの登山道から見える。いい感じの岩山だ。車折峠の登山口に戻ったのが午後5時前、急いで乗車して、京都を目指す。運転を交代しながら約500キロを6時間かけて帰る。天候にも恵まれ百名山を一気に3座?登ることができ、満足のいく山行となった。(松方)

 


鈴鹿・鎌ヶ岳

山行日 2022626日(日)

参加者 別当(CL)  5 女10

<コースタイム>

6:10 大山崎IC=菰野IC7:30 スカイラインP813 長石谷登山口〜947 犬星の大滝〜1041 白ハゲ〜1141 岳峠〜1158-12:45 鎌ヶ岳〜長石尾根〜1405 弥一ヶ岳〜1500 長石谷登山口〜1520スカイラインP

<報告>

鈴鹿山系の中でアルペン的な山が鎌ヶ岳(1161)である。駐車場から少し歩くと登山口がある。今回は長石谷から犬星の滝をめざすルートであった。川床には大きな石があるので慎重に渡渉する。鈴鹿山系は蛭が多いと聞くので、警戒しながら緑に包まれた渓谷の上部を登っていくと、犬星大滝に着く。数十メートルあると思われる大滝は滝壺に向かって霧のような水しぶきをあげていた。石と砂地の混ざった馬の背尾根を登っていくと白ハゲに出る。この辺りからは展望がある。鎌ヶ岳までは樹林帯を進む。歩きやすい明白な登山道を上り詰めると岳峠にでる。

この場所からは急峻な鎌ヶ岳を見ることができる。ここから15分ほど歩けば鎌ヶ岳頂上である。山頂の一部は鎖で危険区域が示されているため、あまり広くはない。周辺には奇妙な形の岩もある。下山は長石尾根を通過するがザレ場で滑りやすい。弥一ヶ岳(802)から三ツ口谷は木の根道のような場所もあるので注意を要する。最後の渡渉場所を通過して 325分には下山できた。鎌ヶ岳は岩場や急登があるので、夏山集中登山の準備に適した山であった。     (井上)

 

 

 

 

  

 

                 

                         

inserted by FC2 system