乙訓山の会 山行案内
 

 


熊野古道小辺路 高野山から熊野本宮大社へ

山行日 3月31日(木)~4月4日(月)

参加者 CL小川 男2女2 計4

コースタイム 

3月31日(木)

6:00 西山天王山駅 6:31京田辺 8:20JR五条駅前パーキングに車を預ける 9:12JR五條駅 9:26JR橋本駅 9:53南海電車 10:33極楽駅 10:37ケーブル乗車 10:45高野山駅 10:48バス乗車 1100千手院橋バス停 1105登山開始 11:25登り口 11:59薄峠 13:00竜神スカイライン合流 13:10野迫川村案内所前 1420水ヵ峰分岐 1509東屋 (宿の車で)1600民宿かわらび荘 

41日(金)

700宿の車で大股バス停 登り始め745萱小屋跡836桧峠 910伯母子岳分岐 932伯母子岳 1024

 縦走路と合流 1028上西家跡 1120昼食11451146水ヶ元茶屋跡 1245待平屋敷跡

13:20 伯母子岳登山 13:40三浦バス停 迎えの車で宿へ 1400農家民宿山本

42日(土)

 811宿の車で三浦バス停へ 900吉村家跡 942三十丁の水 1025三浦峠1040 1116出店跡 

昼食1145 1242矢倉観音堂 13:00林道出会い 13:35西中バス停 1402バス乗車

1432十津川温泉バス停1440民宿やまもと

43日(日)

 730民宿発 810登山口 841果無集落900 958天水田跡 1048観音堂1058 

11:28 果無峠 1153果無山 1156果無峠 1252三十丁石 13:17七色分岐 1410林道出会い

 1417バス停乗車 1445熊野本宮大社を経て川湯温泉バス停へ  1530 川湯温泉まつや

44日(月)

 846川湯温泉発 バスに乗車 13:17JR五條駅 車に乗り換えて、宇陀市の又兵衛桜を見学 18時西山天王山駅着

 

<報告>

初日31日は午後から小雨60%、4日目43日は50%の降水確率で条件は良くないが、この機会を逃すともう行けないのではと参加者4名困難も覚悟して出かける。(すでにこの企画は同じメンバーで2回流れていた)

西山天王山駅前を6時出発、京田辺でAさんを乗せて奈良県JR五條駅へ向かう。一般道ながら渋滞も巻き込まれずスムーズに進み2時間余りで、五條市に着く。車をパーキングにとめてJR、南海電車を乗り継いで高野山へ。さすがに車内はがらがら、登山者も1名だけ。

 小辺路は高野山から南下して熊野本宮大社に至る道。2つの霊場を最短距離で結んでいるが、標高1000m級の峠を4つも越える険しい道だ。まず高野山の金剛三味堂の参道の途中から山中へ分け入る。登り口が標高800mなので薄峠へもゆるやかな登りだ。杉やヒノキの林の中を切り開いた道で、風が出てくると汗ばんだ体に心地よく感じる。ただ雨雲が南下し近づいてくるのでできるだけ急ぐ。龍神スカイラインに合流する前で雨が降り始め、雨具をつける。今日の道は古道でなく、林道とスカイラインを交差しながら歩くのであまり熊野古道の趣はない。東屋で休憩する頃には体も濡れてきた。宿へ電話が通じたので、予定より早めに迎えをお願いする。20分ほどで宿へ到着、すぐに風呂へ入り、体を温め衣服を乾かす。食事もよく、地元の酒、伯母子岳も美味しく、雨の山行ながら楽しい夜となった。

 41日、7時前宿から大股口まで送ってもらって登り始める。山肌は白くなっている。急な登りが萱小屋跡まで続く。桧峠に近づくと道はうっすらと雪に覆われている。4月に新雪に出会うとは、さすが高野山は寒いと感じた。伯母子岳に近づく木々は白くなり、新雪に靴は沈む。天気はよく、伯母子岳の山頂からの眺めは素晴らしく、周りの山々がくっきりと見えた。上西屋敷跡や、茶屋跡などが道沿いにあり、昔は熊野詣の人々で賑わっていたことがしのばれた。この日も誰とも出会わずに下山する。三浦バス停で、宿へ迎えの車を頼む。すると車は十津川の河原に入り、河川道を進む。対岸を見ると杉林の山肌が崩れ、道をふさいでいる。もう4年以上この状態だという。

 農家民宿「山本」では奥さんの工夫した地元食材の食事で、舌鼓を打った。十津川は奈良県の5分の1を占める広さだが、人口減少が続き、林業より今では十津川の災害復旧工事など公共事業に頼った仕事が大きくなっているという。明治22年の大水害や、北海道への移住(新十津川村の建設)の苦労など、ご主人が語ってくれた。

 42811分、宿から送ってもらって三浦口から登り始める。今日は短い行程だ。天気もよく、昔ながらの石畳の道があり、いい雰囲気の古道だ。途中廃屋となった家が道沿いにある。子どもたちが出ていくと老人だけになり廃れていく様子がわかる。三浦峠で初めて4人連れの登山者に出会う。矢倉観音堂など地蔵さんも見られ、古道のよさを感じながら西中バス停まで歩く。そこには酒の自動販売機があり、うれしかった。今日は後はバスに乗って十津川温泉までいくだけなので、一服することだった。民宿「やまもと」も食事はよく、温泉地なので広い浴槽でお湯に浸った。近くにコンビニもあり、買い出しができるのは助かった。

 43日、宿を出ると雨がぽつぽつと降ってきた。雨具を着けて歩き始める。果無峠まで雨の中を登るのかと覚悟していたが、しばらく歩くと雨は上がり雨具をとる。そして急な石畳の道を上がって行くと、天空の郷「果無集落」が現れた。桜、花桃、シデコブシが咲き、スイセンの花も満開で見晴らしのいい尾根上にあるだけに桃源郷のようだ。民家の中を抜けて進むと「世界遺産記念碑」が建っていた。小辺路の中で見どころの一番だろう。この道沿いには西国三十三観音石仏が安置され、西国三十三観音霊場を倣った札所のお寺(善峯寺など)を見ながら歩くのは楽しかった。1番と3233番だけは通過できなかったが。30丁石の手前のカーブで視界が開け、眼下に熊野川が現れた。はるか先にめざすゴール本宮大社方面も見えた。そして2時過ぎ、林道に出た。そして八木尾バス停に着くとちょうど、本宮大社経由川湯温泉行のバスが来た。本宮まで歩くと1時間半ほどだか、せっかくのバスなので飛び乗って川湯温泉へ向かった。

 川湯温泉では川の中の露天風呂にも入ることができ、小辺路の最後の夜をゆったりと過ごすことができた。心配していた雨も初日だけで、後は天候に恵まれ、気持ちよく最後まで歩くことができた。

 44日、846分川湯温泉から、4時間かけて五條駅まで向かう。このバスは橿原市の大和八木と和歌県新宮市の160キロを6時間半で結ぶ日本一の路線バスだ。特急バスと名はついているが高速道路を使わないためにのんびりと途中休憩もあり、谷瀬の吊り橋など立ち寄ることも出来た。

 五條駅で車に乗り換え、オプションで宇陀市にある又兵衛桜を見に行く。後藤又兵衛に関わる樹齢300年のしだれ桜で、それは見事なものだった。この1本だけなく周りが整備されて、美しい光景となっていた。(松方)

 

 

 

    
桜の園(亦楽山荘)

山行日  4月6日(水)晴れ

参加者  岡田和CL)男3 女7 10

コースタイム

JR武田尾9:09~エントランス広場942~桜の園入口10;8~育樹の丘10:21

~満月の滝10:50~滝上分岐11:13~つつじが丘展望所(P379)11:40(昼食休憩)12;10~あかまつ展望所12:20~城が丘12:40~桜の園の入り口13:11JR武田尾13:45

                                    (中野)

報告

「桜の園」(亦楽山荘)は、以前は水上勉の小説「桜守」のモデルとなった桜一筋に情熱を傾けた笹部新太郎の桜演習林だった。山行当日は天気で最高の花見日。阪急沿線の桜は満開だが武田尾周辺の桜はまだつぼみの状態。駅を出て左へ武庫川沿いにエントランス広場まで廃線跡ハイキングコースを歩き、二箇所のトンネルを抜けて桜の園入口に到着。広場には桜の園の案内図があり大変わかりやすい。入口すぐの左の階段を登り、三叉路は、左の「さくらの道」を入り、ジグザクに急坂を登り育樹の丘の東屋で休憩する。そこに居合わせた「桜守の会」のメンバーに今年の桜の開花状況を問うと4月中頃だそうだ。休憩後は一段上の「満月滝」を行く。途中満月滝へ立ち寄るが道は悪い。滝見物後はササラ沢へ向かう。沢を渡渉後急坂を登りきったところがつつじヶ丘展望所。目の前に大峰山、左に大岩岳、羽束山など北摂の山々が望められた。ここで昼食休憩する。帰路は、あかまつ展望所から滑りやすい遠見の道を避け赤松道を行く。城ケ丘、どんぐりの道、もみじの道を経て桜の園入口に到着。アップダウンや滝、沢の渡渉?あり変化の富んだコースだった。 (中野)

 

 

       
能勢妙見山       

山行日  202249日(土)

参加者  近藤CL) 男6 女5  計11

コースタイム

妙見口駅出発10:00→10:21ケーブル黒川駅10:26→10:42休憩10:46→10:59大堂越11:04→11:35リフト乗り場(昼食)12:05→12:30妙見山12:55→13:32休憩13:38→14:23妙見口駅着(上田)

                                     

<報告>

最高の登山日和でした。思っていたよりも暑くなくて、心地よい汗でした。妙見山へ11人の山行です。能勢妙見口駅から妙見の森ケーブル黒川駅までの花折街道からも、目指す妙見山の山腹のここかしこに桜が咲いているのが見えて、すごく綺麗でした。日本一の里山と標識が出ていました。ケーブル黒川駅の渓谷沿いの細い道、大堂越コースを登って行きました。登山道の脇にはネットを張って紫陽花が管理されていたので、紫陽花の咲くころも綺麗なんだと思いました。また、エドヒガンザクラは大木で綺麗に咲いていて見事でした。川西市の天然記念物とのこと。こんなに桜の綺麗な時期に来ることが出来て、本当によかったです。癒されました。妙見リフトの駅、ふれあい広場で、桜を堪能しながらゆっくりめの昼食と休憩でした。少し上り返して、ブナの原生林の中を歩き、北極星の森に出てやがて、妙見山山頂に着きました。大きく三角点660.1mと書かれていました。登山口から頂上まで、登りが続きました。上杉尾根コースを下山。ここでも、展望が開けて、山肌に咲く桜、そして集落がみえました。見上げるとそこにも桜が。桜満喫の山行でした。楽しい幸せな一日でした。ありがとうございました。 (藤岡)

 

 


比良釈迦岳  ワンゲル道

 

山行日  2022年4月10日

参加者   居川(CL) 男5 女1 計6

 

コースタイム 

7:45比良駅スタート → 8:25イン谷口→ 9:40標高600m付近で10分休憩小休憩二回 → 10:56釈迦岳、昼食
→ 11:45
出発 → 12:10ヤケオ山にて10分休憩 → 12:22タンヤマノ頭→ 13:08ヤケ山 → 14:02楊梅滝→ 14:28キャンプ場 → 14:50北小松駅

 

<報告>

京都駅にて順次集合し、比良駅に向かう。比良駅からイン谷口までの里道沿いに既にミツバツツジが多数。下から山を見ると、山中所々白くなっている。山桜なのかコブシなのか?期待が高まる。コブシと思っていたら多分ほとんどはタムシバだったが、ワンゲル道に入って間もなく山中に点々。やぶ椿も少々。いずれも満開!   

ワンゲル道は比較的歩き易かったものの、とにかく暑い!下界の最高温度は27になった日だし、しかも落葉樹がまだ葉が開いていないので日射しが熱い!釈迦岳までに服調整、飲水などで三回小休止し、釈迦岳で日陰を探して昼食。釈迦岳からの稜線は左右、景色が素晴らしかった。右手の琵琶湖側は春霞濃いが、左手の北山側は比較的まし。遠くに見えるあれは何山だと議論しつつ歩く。武奈ヶ岳?堂満岳?伊吹山?白山?など。釈迦岳~ヤケオ山~タンヤマノ頭、ずっと景色良し。右下には近江舞子の内湖が特徴的に良く見える。     
 下りで予定外の楊梅滝に寄ることにした。滝の轟音のそばで、マイナスイオンのミストを浴びながらほっと一息。暑かった1日が癒される涼しく落ち着くひととき。滝周囲はシシ岩など岩壁が多く、クライミングの練習地のようだ。 この下りの道は大石道と言われ、道に石ゴロゴロで歩き辛かったが快調に下る。登山口近くに「比良げんき村」。
 北小松駅に着いて終了した。              

 (保科信治)

 

 

   
京都北山 瓢箪崩山

 

山行日 2022年4月12日(火)

参加者 西村L)、男5 女9 計14

コースタイム

国際会館駅9:00三宅八幡宮9:20→P346 10:45→P461  11:10瓢箪崩山1150寒谷峠12:35→P476,12:55→P471 13:35江文峠14:40戸寺BS15:05解散  (記 津口)

 

<報告>

学生さんで溢れた国際会館駅を予定の時間に出発、三宅八幡宮でお参りして登山口に。最初の5分程は登山道が荒れています。すぐに穏やかになり満開のツツジが咲き誇り始めます。乙訓山の会だけで独占です。時間をかけて沢山のピークを越えると瓢箪崩山です。目の前の比叡山を眺めながら昼食にしました。 

 此処から先にヒカゲツツジの群生地があるはずですが、なかなか見つかりません。P471手前で休憩していると何とそこがヒカゲツツジの群生地でした、北山では珍しいです。金比羅山周辺にもあるみたいです。タムシバも咲いていました。江文峠に着き休憩後戸寺BSで解散しました。ヒカゲツツジは丹波の向山連山非常に有名です。来シーズンには行ってみたいです。  (記 西村)

 

         

 


雪彦山

 

山行日  2022417日(日)

参加者  近藤直(CL)、男3女2  5                 

コースタイム

西山天王山駅7:15→ 9:00登山口着→ 出発9:10→ 展望岩9:35→ 10:45大天井岳-(昼飯)11:15→ 途中の岩場で登り降り繰り返し→12:55地蔵岳→ 13:50滝道出会→ 14:20登山口     (居川)            

 

<報告>

夏山登山に向けて岩稜歩きや鎖場のトレーニングであり、雪彦山ピークまでいかずに大天井岳で早めの昼食をとり、三峰岳付近で登山道整備をされていた方にアドバイスをいただきながら急な鎖場での上り降りを繰り返し、出来るだけ鎖に頼らないよう手足場の位置を確認し、下山道においてもしっかり足場を慎重に歩き無事下山できました。         (久貝)   

 

                                                       

 

  
奈良・山の辺の道 桜井から天理へ

山行日 2022年4月8日(金)

参加者 CL松方 男2女2 計4名

コースタイム

758近鉄京都駅―915近鉄桜井駅着925歩き始める 1019平等寺1030大神神社 1040狭井神社

 1115桧原神社 1205広場のベンチで昼食1230 1235大和三山の絶景ポイント

 1310天理市トレイルセンター 1335柿本人麻呂碑 1415無料休憩所     1515石上神社 1605近鉄天理駅 1613電車―1715近鉄京都駅       歩行時間6時間 歩行距離18

 

<報告>

 2019年秋に吉川リーダーの企画した「山の辺の道」山行が3回にわたって行われた。その時の一つのコースが三輪山登拝だった。今回は桜を見ながらの「山の辺の道」だがメインの三輪山登拝がコロナのためにできなくなっていた。皆意気込んでいただけにがっかりした。しかし気持ちを切り替え、桜が咲き誇る山の辺の道を天理まで1回で歩き通すことにした。

 このコースは日本最古の道で、天皇陵の前方後円墳など数々の史跡・文化遺産がある。大和川の橋にかかると桜をバックに三輪山がくっきりと見える。海柘榴市観音堂や平等寺など大神神社へ着くまでにも目を引く場所だ。また途中に無人の販売所がいくつもあり、秋は柿だったが今は八朔、甘夏などの柑橘類が置いてある。三輪山467mへ登らないため、今回は50mほどのアップダウンしかない。咲き誇る桜や道沿いの花に目を向け、現れる史跡をしっかり確かめながらのんびりと進む。大和三山がしっかり見える絶景ポイントもあった。自分の屋敷を守る竹之内町の環濠集落跡や鶏を境内で放し飼いにしている石上神社など見どころも多い。

 長い道のりを歩き疲れたころに無人休憩所があり、座って休むことにした。コーヒーは無料で飲め、冷蔵庫にはビールなどの冷たい飲み物もあり、利用した分はお金をいれるようになっていた。山の辺の道を歩く人は感謝こそすれ踏み倒す人はいないからだろう。うれしい接待だった。

 石上神社の参道を出るとやっと天理教の本部が見えてきた。ところが天理駅につながるアーケードの商店街は長かった。今回山には登らなかったが春の陽気の中を万葉のロマンを感じながら散策できて満足した。

 


窯が谷から小塩山へ

山行日 2022年4月15日(金)

参加者 CL松方 男2 女5 計7名

コースタイム

842 阪急東向日駅発バス乗車 909 善峯寺バス停着

915 善峯寺バス停発 928 三鈷寺着 1001 杉谷集落着

1041 東尾根 風の峠着 1054 ケヤキ平No.33着 1118 釜ヶ谷 に入る 1148 ポイントNo.38 着 1205森の案内所着 昼食 1230 森の案内所発 1239 大原の森林公園から登山道へ入る 1322 小塩山山頂着 1335 カタクリ群生地Nの谷着 1411 炭の谷見学終了

1417 林道着 1507 春日町にはいる(フェンス)1530 南春日町バス停着 1546 阪急東向日行バスに乗車

 

<報告>

 曇り空となり、気温も低い。だが雨の心配はなく、山行を実施する。旧三鈷寺跡に続く山道を上がると桜が美しく咲く杉谷の集落に出た。東海自然歩道の途中で壊れかけた板の橋を渡ると道沿いにニリンソウが群落している。ただ曇り空で花を閉じている。東尾根に出て窯が谷へ下る。今は整備されてとても歩きやすい。福寿草の自生地へ上がる分岐を過ぎて谷を下っていくと、ネットに囲まれた花の楽園が現れた。前々日下見の時は快晴できれいに開いていた花々だが、この日は下を向いて花びらを閉じている。府の希少種ヤマブキソウもたくさん咲いていた。ニリンソウ、ヒトリシズカ、ミヤマキケマンが盛りとなっていた。イチリンソウ、エイザンスミレ、エンレイソウ、ヤマルリソウ、ミヤコアオイ、チゴユリなども咲き、街中からこんな近い所で見ることができるのはうれしい。オオキツネノカミソリが大群落をつくり、葉を伸ばしている。開花は7月下旬、ぜひ見に行きたいと思う。20年ほど前、登山団体や市民の方が、反対運動を起こし、ゴルフ場建設をとめ、ここに自然公園を要望し、豊かな自然環境を守ってくれたことにあらためて感謝したい。

 窯が谷を19か所渡渉してちょうどお昼に森の案内所に着く。春と夏のシーズンを除き、ふだんの期間は水、土、日 祝日しか開所してないので、ベランダのベンチに座ってヤマザクラを見ながら昼食をとった。そこで初めて中畑から来た花観察のグループに出会う。

 大原野森林公園を出ると、そこが小塩山への登り口になっている。ゆるやかに登ってくとミツバツツジが咲き誇っていた。山頂ではツルシキミやアセビの花が咲いていた。淳和天皇陵を回ってカタクリの群生地のNの谷へ向かう。西山自然保護ネットワークの花ボラの方々が我々を待っていてくれ、説明をしてくれた。ぐるりと保全地を回るが満開のカタクリなのに、この天気ですべての花が閉じていた。パンフの写真を見て、反り返った花の様子を思い浮かべる。

炭の谷の保全地から車道へ出て、その後は急な登山道を一気に下る。芽吹いた紅葉の若葉が美しい。春は日々の変化が大きく、あっという間に姿を変える。街中ではハナミズキが満開、山はミツバツツジ、そして青紅葉が目を引き、そして窯が谷ではたくさんの花々が咲き、気持ちよく歩くことができた。この日は森の案内所以外では誰にも出会わなかった。

  
山菜ハイク・東海自然道・ハンノキ坂入口

 

日 時  4月19日(火)

参加者 吉川CL 男3女6 計9名

 

コースタイム 

10時 善峯寺バス停~三鈷寺~杉谷集落~東海自然道~11:30ハンノキ坂入口

13:50~14:45善峯寺バス停 

 

<報告>

3年来の計画がコロナ禍でのびのびとなっていましまいました。バス停にSさんが筍とタラの芽を届けて下さる。ゆっくり歩いてハンノキ広場到着。足元一面に二輪草が白い花盛り。踏まないように気にしながら座る。

持ち寄った山菜、野草、野菜は盛りだくさんだ。

天ぷらで頂いたもの・タラの芽、タカノツメ、コシアブラ、アザミ、ユキノシタ、三つ葉とカニカマのかき揚げ、筍とみつば、生シイタケ、グリーンアスパラ、スナップエンドウ、シシトウ、さつまいも、ちくわ

その他に、ノビルの酢味噌、卵焼き、リンゴ、締めはコーヒー。用意したが残したものは、よもぎ、もみじ、タンポポ、せり。お茶の葉。

京都東山 大文字山探索シリーズ

山行日  2022年4月28日(木) 快晴

参加者  西村(L) 男5 女7 計12名

行 程

山科駅9:00-毘沙門堂9:15ー安養寺寺跡10:00Bコース10:20

京都TL44-2に合流10:35ー大文字山10:4511:05発ー天の原11:18、昼食、11:48発-孫熊山近くの尾根に合流12:10ー鹿山12:2512:35発ー小鹿山12:43ー中尾の滝13:15ー幻の滝13:4213:52発ー中尾城跡14:1814:30発ー銀閣字寺15:00解散 (記 西村三)

<報告>

前回の探索では北斜面の紅葉に癒されました。今回の探索は新緑を楽しむための企画です。山科駅から毘沙門堂に。つつじが満開でした。此処から林道を少し歩き登山口の堰堤まで行きます。しばらく谷筋を歩きます。途中から尾根に急登を登ると安祥寺上寺跡に到着です。京都方面の展望が楽しめます。此処からBコースの尾根に向かい登り合流し大文字山に向かいます。

今日の山頂の展望は明るく見渡せます。新緑の尾根道で天の原に、藤滝が迎えてくれました此処で昼休みにしました。新緑に癒されながら谷筋を下り孫熊山近くの尾根に、鹿山、子鹿山をめぐります。谷筋に下りびわ滝に、  今日も水の流れが見えません。でも綺麗ななめ滝です。中尾の滝に向かいます。集合写真を撮り、予定より早いので幻の滝まで足を延ばすとまたまた素晴らしい新緑です。

新緑がこんなにきれいの思えるのは久しぶりでした。中尾の滝まで戻ります、トラバースしながら中尾城跡に向かいます。銀閣寺に下山して解散しました。  (記 西村正)

 

 


中辺路山行           

<山行日> 2022.4.22()25()

<参 加 者> CL小川 男1 女3 計4名

<コースタイム>

1日目:422日(金)

西山天王山9:45大塔道の駅12:43(昼食)谷瀬の吊橋13:29/50十二滝14:30民宿「あづまや荘」駐車場14:50湯の峰温泉バス乗車15:29滝尻16:33民宿「古道の杜あんちゃん」着16:40

2日目:423日(土)

滝尻王子6:33胎内くぐり6:45不寝王子7:08剣の山7:27飯盛山7:43⇒針地蔵8:20⇒夫婦地蔵8:34高原熊野神社8:35一望百峰霧之高原8:48大門王子9:35十丈王子10:05/10:30大坂本王子11:55牛馬童子口バス停/道の駅「熊野古道中辺路」12:15昼食/12:31牛馬童子像12:55近露王子13:15⇒野長瀬一族墓13:39比曾原王子14:15継桜王子14:40⇒とがのき茶屋14:52⇒秀衡桜15:00野中の清水15:10民宿「つぎ桜」着15:17

3日目:4月24日(日)

民宿「つぎ桜」7:30(小川)/8:30(女性3人)野中一方杉バス停8:55/ 9:12バス乗車小広峠バス停で小川乗車9:17本宮大社前下車9:40大斎原/熊野本宮大社参拝/世界遺産熊野本宮館拝観タクシーで移動11:20湯の峰温泉民宿「あづまや荘」着11:30

4日目:4月25日(月)

民宿「あづまや荘」7:00湯峰王子7:10⇒「あづまや荘」駐車場7:20熊野本宮大社駐車場7:33大斎原/熊野本宮大社参拝祓殿王子8:06伏拝王子8:23炭焼き小屋8:37見学水吞王子8:48発心門王子9:06猪鼻王子9:079:30発心門王子から冷水山へ向かうが林道竜神本宮線が土砂崩れで通れず引き返す⇒道の駅「奥熊野古道本宮」昼食/休憩11:58/12:35果無集落13:10果無めん滝13:16道の駅「大塔」休憩14:15西山天王山駅17:15(解散)          (記録・藤岡)                   

 

<報 告>

 去年秋に家族・友人夫婦と4人で下見を兼ねて縦走した際、想像以上に素晴らしい中辺路の魅力に触れ、民宿「つぎ桜」の料理も良かったので、是非会に山行提案しようと今回に備え6人分で予約しておいた。

 ところが最初の予定日が雨で延期になり、更に急な病気や仕事で2人キャンセルがあって、4人の参加となったが何とか実施する事が出来た。距離・歩行時間が長く不安だったが、念願の滝尻王子~継桜王子間を20分程度の休憩を4回挟む事で、余り疲れる事無く1日で縦走出来、計算すると休憩を除く実歩行時間はガイドブックのコースタイムと大差無く歩けていた。

 2日目は雨で継桜王子から先へは進めずバスで移動したが、翌日晴れたので本宮大社~発心門王子間にある王子を辿り乍ら車で移動した。前回は発心門王子からバスで湯の峰温泉に移動してその間が抜けていたので、これで全ての王子を巡る事が出来た。

 残念乍ら林道竜神本宮線が前日の雨で土砂崩れが発生して通れず冷水山には登れなかったが、空いた時間で果無集落も訪れ充実した山行になった。(後日5月6日~7日でリベンジした際には復旧していて、林道登山口から冷水山に登り、無事発心門王子迄通り抜ける事が出来た)

 

 


金比羅トップロープクライミング

山行日  2022423()

参加者  西田(CL) 男2 女2 計4

<記録>

8:00駐車場-8:30ホワイトチムニー15:1516:00駐車場

<報告>

混み合うのを避けて集合時間を早めました。おかげでホワイトチムニーの岩場に一番乗りできました。サラワリ,煙突とレイバックが登れるようにロープをセットしました。

 


登山入門教室 ポンポン山

山行日 2022430日(土)

参加者 CL 笠置 男3 女2 入門教室参加者1名 計6

 

コースタイム
8:42
西代里山公園出発~9:53 西山古道 展望台 休憩~10:15 大沢峠~10:52 大沢山展望台(素晴らしい景色)~11:22 善峯寺分岐~11:32 釈迦岳~12:00 ポンポン山 お昼ご飯~12:30 出発~

12:55 釈迦岳 休憩~13:27 大沢峠 休憩~14:26 西代里山公園

 

<報告>

山歩きの基礎を学び、アルプスを目指すというテーマで初心者のための入門教室を開き、その山行として、地元のいつも見ている西山、ポンポン山に行きました。教室参加者は1名でしたが、気候も涼しく、天気も良くて参加者の方は十分楽しめたと思います。座学で学んだ、スマホ ヤマップの使い方、コンパスの使い方を実践で説明して、体験していただきました。これからも公開山行などで一般参加者を増やしていきたいと思います。 

(笠置)

 

 

 

                 

                         

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