乙訓山の会 山行案内
 

 


西おたふく山~裏六甲縦走

山行日  202235日(土)

参加者  居川(CL)、男3 女1 計4

コースタイム

阪急岡本駅7:20 ⇒ 打越峠8:35 ⇒ 西おたふく山(867m10:30 11:05極楽茶屋(昼飯)11:30 12:15湯船谷山 ⇒ 12:50灰形山 ⇒ 13:15落葉山 ⇒ 13:35有馬温泉          (居川)

                               

<報告>

山シーズンに向け足場のいい道でトレーニング的山行です。梅の名所岡本梅林を通り山に入るといきなり深い谷です。前衛の山の打越峠を超え川沿いの昔の古道の住吉道に出会う。最高峰方面に行かず西おたふく山へ出会う人もまばら。山頂手前は笹の広がるブナ林で大阪湾が望めます。全山縦走路に出て極楽茶屋で昼飯。ここで公共交通で下山されるNさんを見送り裏六甲へ。まあまあのアップダウンを繰り返して湯船谷山、灰形山へ。こちらも人は少なく静か。有馬温泉の旅館が眼下に大きく見えだす。最後の落葉山の山頂には妙見寺がある。参道を下ると温泉街中心のバス停に飛び出る。 距離11.5km   累積標高差1300m                (居川)

 

 


再々リベンジ(日程変更)
 武奈ヶ岳北陵

35日 永石(CL) 男2 女2 計4名

[コースタイム]

600西山天王山駅出発―720細川休憩所―740釣瓶岳登り口―1142イクワタ峠北―1240釣瓶岳12551410武奈ヶ岳山頂14201700下山 

 

今シーズンは、雪はたっぷりあるのに週末毎の悪天候に悩まされました。

3月残雪期になってしまいましたが「武奈ヶ岳北陵」(2/62/203/5)再々リベンジです。

今回は16m12mの強風予報だが昼過ぎまでは晴れマーク。

栃生の登山口より迂回路の新しい綺麗な標識と赤府に惑わされルートミスやワカンで深雪に填まり込み脱出救助など、予想以上に時間がかかってイクワタ峠に着くとパッと展望が開ける!広がる冠雪の山並みと青空が最高!!雪面も眩しい!!気分が盛り上がる!!

心配していた風もたいしたことなく、ここからは稜線歩き、まずは目の前にはだかる釣瓶岳を目指す。そして釣瓶岳に立つと遠くに武奈ヶ岳が光を放っている。稜線は立派に育った雪庇のオンパレード!急登の縁にうねうねと波打つように張り出した雪庇にいちいち感嘆しながら、ひたすら登る。やっとの思いで到着した武奈ヶ岳で男性1人に会った。今日の山行で出会ったのはこの方だけで、坊村からピストンで直ぐに下山された。山頂付近から雲行きが怪しくなり急いで細川尾根を下る。標高700m辺りから小雨が降り出した。歩き堪えたっぷりの雪の比良登り納め山行でした。              (永石)

 


読図教室実習(天王山)

 

山行日     2022年36日(日)

参加者     CL金﨑 男5 女2 計7

コースタイム  宝積寺910~天王山1000~小倉神社分岐1120

        ~高台西分岐1150(昼食)1210~小倉神社分岐

        1233~十方山1250~水無瀬の滝1345

        サントリー前1405~JR山崎1420

<報告>

  227(日)に座学を行い、天気が少し不安定で雪が降ったりしたがその実習を天王山で行った。1名の生徒さんが都合で不参加となったが、宝積寺から天王山までコンパスの使い方を主に、地形や山中の工作物などによる現在地確認方法を実施しながら歩いた。天王山頂上では実際の地形と地形図の表現を確認し、頂上で起こりやすいの道迷いの原因、地形図にない新設林道の注意、次のポイントの方向と実際歩くルートの方向の違いを確認し、メジャーでないルートをピストンで歩いてもらい、行きと帰りの見える景色の違いを体験してもらった。十方山からの下山ルートでは尾根上のピーク、隠れピークやコルを地形図とアプリで確認しながら歩いてもらった。これを機にカシミール等の地図アプリで地形図を用意し、山行で読図の練習によって経験を積まれることを期待しております。

  
壷阪寺から高取山(583.8m)

 山行日  3月8日(火) 

 参加者  CL吉川 男5、女9 計14

                         

 行 程    近鉄京都駅=近鉄郡山=橿原神宮駅 =壺阪山駅・バス=壺阪

      寺~高取山・城址猿石~旧街道・武家屋敷・雛飾り~近鉄壺阪

      山駅=近鉄京都駅10:20壷阪寺(大雛曼荼羅)11:0511:25五百羅漢遊歩道11:4012:00高取城跡~12:10壺阪口門~12:15壺阪中門、大手門跡~12:30昼食(高取城址、本丸)12:5013:25国見櫓~13:36猿石~14:10砂防公園14:27~武家屋敷、町家の雛めぐり~近鉄壺阪駅14:40頃    (記録 奥 千穂子)

 

<感 想>

 ●近鉄「飛鳥駅」の次の「壺阪山駅」で降りてバスで壷阪寺へ。 お里、沢市の悲しい物語ゆかりの寺。高取山は三角点が高取城址にある 石垣が圧倒的な迫力の城跡。下っては高取町家のバラエティー豊かなひなかざり。見どころ満載の山行でした。         

壷阪寺のひな人形の展示はビックリ!でした。凄い数のお雛様たち、よくもこんなに集まったものと感心しきりでした。圧巻です。これを飾った方たちのご苦労を思わずにはおれませんでした。高取山までの道中に、五百羅漢が大きな岩に掘ってあり、古の世界に誘われました。苔むしたもの・消えかかっているもの・お姿が鮮明なもの、興味深く見ながら登っていきました。

高取山の頂上には高取城跡があり、石垣がしっかり残っていて、その規模の大きさに驚きました。ここは日本三大山城の一つと説明があり、さすがと感動ものの素晴らしい城跡でした。下山後は駅までの武家屋敷通りで行われている「町家のひなめぐり」を拝見しながら、お腹いっぱいにひな人形を堪能しました。                    

●前日の市中の寒さから、幾分大げさな防寒対策(^^;)を取りましたが、天候至って良好。帰りの芽吹き初めた花々と雛祭りイベントに 心温まる山行でした。             

 

 ●壷阪寺大雛曼荼羅では、びっくりするほど沢山のそして立派な雛人形を見ました。壷阪寺を後に、高取城跡に登りました。石垣が綺麗に残っていました。国見櫓跡では、奈良の街、吉野山、大峰山、先月登った信貴山・高安山も見えました。比叡山、神戸六甲の方まで見えるとのこと。下山後も町家のひな巡りをして帰途に。楽しい一日でした。                     

 

  ●久しぶりの参加です。皆さんマスク、帽子姿でお顔が浮かんで来なかったのですが、お声を掛けて頂き嬉しかったです。高取城址では美しく積み上げられた壮大な石垣が往時の面影を残し迫力がありました。本丸跡の広場に高取山山頂の標識があり、周りに桜や紅葉も沢山あり四季折々楽しめる所です。又、来て見たいですね。  

 もうすぐ桜開花の便りが聞こえて来ます。桜前線が日本列島を北上するころにはウクライナの人々にも早く春が訪れてくれればいいのですが…。早く平和な世の中なって欲しいです。         

 ●テレビで見て一度は行ってみたいと思っていた高取城址。それもこんな高所に建てられ、見事な石垣に驚きました。好天にも恵まれ、壷阪寺で大きな石仏と多くの雛人形を拝見し高取山に登り、下山後も武家屋敷の町並みと色んな雛人形を楽しませて頂き、盛りだくさんのハイキング日和でした。唯、私の膝痛が治らず、ペースが遅く皆さんに迷惑をかけました。階段がやっと終わりホッとしたと思ったら足が攣りだし、エアーサロンパスをかけて、何とか駅まで歩くことができました。       

 まず壺阪寺(眼病封じの寺)へ行き大雛曼荼羅を見たあと高取山城跡へ。日本三大山城の一つと言われるだけあり苔むした石垣や各門跡など見所も多く また国見櫓からは絶景が楽しめました。帰りは町屋で雛巡りをしながら駅まで歩きました。(色々なお雛様に感動しました)お天気も良く楽しい山行でした。 

 

 見どころ満載の山行だった。まず壷阪寺に立ち寄る。3月なので本堂に日本最大級の大雛曼荼羅が公開されていた。十一面千手観世音菩薩をぐるりととりまく2500体の雛は見事なものだった。またせつない夫婦愛に観音菩薩が感じ入って、二人の命を助け、盲目の夫の目を開くという人形浄瑠璃「壺阪霊験記」の話は「沢とお里」の像とあわさって感動的だった。

高取城は建物は残っていないが、確かに日本三大山城にふさわしい堅固な石垣だった。ただ「日本最強の城」の幟が林立しているのはどんなものか。本丸跡からの下山道も城下町の名残を見せた。そして「土佐街道」は伝統的建物保存地区にふさわしく、昔の町家の名残がたくさん残っており、歩きがいがあった。これほどの雛飾りをよくぞ集めたと思うぐらい町家に飾ってあり、高取町の魅力でもあると思った。                   

 


天王山の裏からミツマタロードへ

山行日 3月11日(金)

参加者 CL松方 男8 女6 計14

コースタイム  9:00小倉神社 9:30浄土谷分岐9:47  9:57十方山

10:02見晴らし岩10:10  10:10尾根道10:35  10:53椎尾神社C3上鉄塔11:40椎尾神社鳥居 12:00ミツマタロード12:10昼食12:35

12:50天王山山頂 12:57竜神池分岐 13:28小倉神社

 

 <報告>

 天王山の西側には、林道が縦走路のすぐ下までできている。また島本町の方々によって椎尾神社からの登山道が整備され、変化に富んだコースがいくつもできている。今回は浄土谷への分岐から十方山を経て、ミツマタロードへ新たな道を歩くことにした。

 小倉山は305mでこの山域では最高点となる。山頂は広がり植樹もされていた。十方山へ向かう道は水無瀬の滝につながる尾根だが、台風で倒木した谷へ降りる道が整備され、向こうの尾根(サントリー山から椎尾神社へつながるコース)につながっていた。激下りから急登と少しスリリングな道だが、階段がつくられ、危険な斜面にはロープが添えてあった。Sさん夫妻など整備してくださっている方々に感謝したい。

 鉄塔のある尾根からは淀川、樟葉のゴルフ場など大阪方面がよく見える。いったん椎尾神社まで下ってから、大阪水上隣保館の横を抜けていくと酒解神社へつながる林道に出た。20分ほど歩くとミツマタロードだ。昨年よりまた植樹がすすみ増えている。しかし、今年は寒さが厳しかったためか、まだ2分咲ぐらいで一部黄色の花房を見せていた。もう一度満開の時期に見に行きたい。

 帰りは天王山に立ち寄ってすぐに、竜神池の横を降りるコースをとる。山頂からは一気に30分で下山、ぐるりと回る天王山歩きだった。


中山縦走

山行日  2022313日(日)

参加者  近藤CL)、男6 女6 計12

 

コースタイム

阪急山本駅 9:10出発~最明寺滝 9:30~岩場 10:20~西山三角点 10:45~長尾山 11:20~昼食 11:35~中山(478メートル) 12:35

中山寺奥の院 13:20~清荒神駐車場 14:20解散      (高橋

                               

<報告>

登山口から川沿いにほんのわずかで最明寺の滝。最寄り駅から僅かな距離でこれ程静謐な場所がある事に驚く。更に歩を進め岩場に到着。この岩場が適度な傾斜でとても楽しい!天気も風も上々の中、まるで小学生みたく喜々とした表情で登る面々。岩場を登りきったところで、タロットの占い盤みたいな不思議な座標目印(?)を発見。その後は、比較的緩やかで足慣らしに適度なアップダウンの繰り返しの縦走。中山寺奥の院を経て、全員無事に清荒神で解散。夏山トレーニングと言うよりほぼ夏山でした。あゝ、これからどれだけ暑くなるのだろう…(´゚д゚`)    (八木)


金毘羅岩トレーニング

山行日  2022327日(日)

参加者  森CL 男5 女4 計9

<報告>

 前日の雨でずいぶんと迷いましたが、当日思った以上に岩場の状態が良くて助かりました。Yケンの取り付き一帯の一部が伐採されて木が横たわり、いつもの状態ではなかったけれど、注意しながらトレーニングを開始。斜面を使い、西田さんにフィックスロープの張り方の実演をして貰い、A班は実際にロープを張る練習。B班は、トップロープで繰り返し岩場を登る練習。ロープのボーライン結びや、ビナで安全確保をする為のループ、インラインフィギアエイトノットは、各自で練習をして貰う。昼食後は、AB共に取り付きから北尾根の出会いまで、フィックスロープを使って順番に登って行く。

出会いの岩場ではロープ2本を使い、トップロープで登降を行い、岩場に慣れて貰う。江文神社まで下山して、トレーニングを終了する。


雲山峰
 (紀泉アルプス)

 

山行日   2022年327日(日)

参加者   CL金﨑 男3 女4 計7

コースタイム

 山中渓946~第二パノラマ台954~第一パノラマ台 1040~四ノ谷山

1105~P3531130(昼食)

1150~雲山峰1310~青年の森展望広場1337~行者堂分岐1405~弘西山登山口

1500~紀伊1515

<報告>

 JR大阪駅集合、ダイヤ改正で集合時間の変更、早朝の接触事故による運休で2名の方が集合時間に間に合わな

いためにキャンセルになったりで出だしはイマイチだったが、参加者全員座席を確保でき、悩まされた天気も快晴

となり絶好の山行日となった。途中、読図をしながら説明や実習をして歩き、幾つかのビューポイントでは前日の

雨のおかげで遠くまでの眺望があり景色を堪能した。長時間の歩きではあったが皆さんの頑張りで予定していた時

間より早く下山できた。



                

                         

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