乙訓山の会 山行案内
 

 


新春愛宕山 初詣山行

山行日 1月4日(火)

参加者 男10 女9 計19

コースタイム 

 阪急嵐山724発のバスに乗車  金鈴橋の先に全員集合して挨拶

 801 二の鳥居から全員登り始める。

■先行班3名―852五合目 955神社石段下 1035首無地蔵

1048龍の小屋着

A7名 900 5合目 930アイゼン装着 10:15愛宕神社

   11:25首無し地蔵 11:50小屋着

B9名 955水尾分れ 1025社務所前 1040 愛宕神社

1118サカサマ峠分岐 1232 小屋着

■全体―1330昼食後龍の小屋出発 1345首無地蔵から林道へ

 1401林道から梨の木谷へ 1435梨の木谷林道へ

 1525金鈴橋  バス乗車1550

<報告>

 昨年より30分早い724分発のバスに乗車したことで、車内は会の貸し切り状態(他は2名)だった。鳥居前の登り口付近に少し雪が残っている。輪になって新年のあいさつのあと、入会したばかりのMさんを迎え、自己紹介とコース分けをして、表参道を8時過ぎ登り始める。

 昨年、小屋の水場の蛇口が凍結していていたことを思い出し、できるだけ先を急ぐ。しかし青年やスポーツ団体の少年たちに追い抜かれる。水尾分かれに近づくと凍結した雪が出てきた。ここでアイゼンをつけて登る。昨年より雪が多い。石段下から月輪寺コースへの地点は、比叡山や蓬莱山が見える場所だが、今年は曇っていて何も見えない。ただ、首無し地蔵への道は、雪道がしっかりできていて歩きやすい。アイゼンもきき、ぐんぐん下っていくことができた。

 竜の小屋前は20㌢ほど雪がかぶっていた。幸い水道は流れており、すぐに火をおこし、ストーブに薪をくべ、ぜんざいの準備を始める。40分ほどしてA班が到着、小屋内のストーブに餅をおき、焼き始める。

 ぜんざいの鍋は煮立っているが、モチがなかなか焼けず、待ちきれずにそのまま鍋に入れていただく人もいた。今年も美味しいぜんざいができあがり、2杯、3杯といただくことができた。

 心配は帰りのバスだ。1550分に間に合うように、首無しから谷山林道を少し下ったところで、梨の木谷へ降りるコースをとる。(実は昨年もこのコースだった) つづら折りの道をしばらく降りると雪もとけていて、アイゼンを外して歩く。梨の木谷の林道へ降りてからは皆安心したのか、歩みが遅くなり、先頭と最後尾が長くのびる。毎年、最後尾は必死に走ってバス停へ駆けつけ、間に合わないこともあった。しかし、さすが山の会の仲間たち、最後はスピードアップして、今年は余裕でバス停に着いた。初詣も、雪山体験もでき、竜の小屋ではおいしいぜんざいを頂き、トラブルはあるも終わりよしの楽しい迎春愛宕山登山を終えることができた。(松方)

 

昨年はバスの時間にあわせるために、八丁尾根を駆け下りました。年末から降雪し厳しいと考え、急遽集合時間を1本早いバスに乗るよう700集合に変更しました。下山コースもKさんの提案で梨の木林道に変更して1550の無事全員乗れてホッとしました。おぜんざいも一人二人前で丁度、これもホッとしました! (永石)

<ぜんざい> 18名分

:粒あんこ3.75kg ゆであずき1.15kg(36人前)を完食でした!! 一人200円集金

           

 それぞれに分かれ、清滝から最後に出発する。清滝付近はお正月の雪が解けていたため、スムーズに歩けた上に男性6人がテンポよく進み、B班を追い越して先に行く。途中から参道の雪が氷って危険と判断、軽アイゼン装着する。ここで追いついたB班にA班の二人をお願いして、先発隊の手伝いをするために先に進む。愛宕神社でお参りの後、八木さんは用事があるため表参道を下山する。後のメンバーは参道よりはるかに上回る雪の登山道を、スピードを落とす事なく進み、竜の小屋には12時までに到着できた。休む事もせずに、各自が進んで動き準備に加わりました。

Aリーダー 森)

 

表参道を順調に高度を稼ぎ、雪が多くなった水尾分れ下でアイゼンを装着する。その後は安心して雪道を歩けた。神社境内では東屋で休憩する人とお詣りする人に分かれ、皆が揃ってから竜ノ小屋へ向けて出発する。

 裏愛宕の道は、雪がたっぷりでトレースもしっかりあり歩きやすかった。天気良ければ山並みの展望が美しいが、今日は雪雲で見えなかった。

 サカサマ峠分岐からは道は細くなり、足場の悪い箇所もあったが、無事通過する。しかしメンバーに脚が攣るアクシデントが発生。ストレッチしたりと様子を見るが、小屋に着く時間が押すので、SLにパーティを預けて先に行ってもらい、3人でゆっくり後を続いた。小屋到着が遅くなり、皆さんに心配をかけた。帰りは、問題なく皆が歩けて、予定より早く下山する事が出来た。                            Bリーダー別当) 

 

 


新春ポンポン山

山行日 1月7日(金)

参加者 男3 女2 計5名

コースタイム 

9:00西代里山公園管理棟発 910七曲り登り口 9:47柳谷分岐

9:58ベニカン展望台 1018大沢峠 1058釈迦岳 

1133ポンポン山山頂 昼食 1200発 1225釈迦岳 

1245大沢山 13:08発 1330大沢峠 

立石を経て1426西代公園解散

 

 <報告>

 初詣愛宕の次には、やはりポンポン山に新春のご挨拶をしなければと出かける。平日で寒いので登山者は少ない。七曲りをあがって行くと、この15年ほど毎週登り続けているYさんに出会う。彼は仲間と一緒に登山道の整備を続け、ポンポン山も登頂回数が750回を超えたという。大沢峠や大展望台、大沢山などの標識も彼がつくったものだ。七曲りの最初は急だが、日当たりもよく、気持ちよく歩け汗ばんでくる。柳谷分岐に出る前にはYさんらがかけた安全橋(以前は大岩をはさむようによじのぼっていた)や、ロープのついた急坂があるが道は乾いていて登りやすかった。西山キャンプ場方面に続く鉄塔を見下ろす展望台から比叡山方面をのぞむが、今日は曇っていて雪のかぶった蓬莱山も見えなかった。

 釈迦岳から下ると雪が道に残っている。ポンポン山の山頂の温度計は-2度と寒かった。風を避けて斜面で昼食をとる。山頂は二人だけだった。  

帰りに釈迦岳と大沢峠の間にある大沢山に立ち寄る。まさに大展望台にふさわしい180度のパノラマが広がる。西山天王山駅も見える。天王山を真下に見るのも気持ちよい。倒壊した大木を削って見事なテーブルが出来上がっていた。するとそれをつくったという方々が上がってきた。高槻の人で、先ほどのYさんらとベンチやテーブルを時間をかけて作っているという。「ありがたいです。」とお礼を言うばかりであった。

 

 

 


甘南備山

日時   2022112日(水)

参加者  男6 女5  計11

コースタイム

   ※近鉄京都駅8:50発~新田辺駅9:13

新田辺駅9:20~一休寺9:4510:05~登山口10:35~展望台

11:0511:10~神南備神社(雄山221m地点)11:15~広場・昼食

11:3011:55~三角点(雌山201,612:30~吉やんの滝13:00~登山口13:10~新田辺駅13:55・解散 京都行14:11乗車

<報告>

 近鉄京都駅に早々と全員が集合。予定よりも早めの電車に乗る。新田辺駅に降り立つと、曇り空。まずは一休寺

目指して歩き出す。平日の一休寺は、閑散としていた。初めて訪れた者は、一休寺の中を拝観する。小さいが趣のあ

るたたずまいであった。(*拝観料500円なり)

 一休寺を後に、薪神社の前を通り、甘南備山へ。小高くなだらかな山だ。リーダーたちの判断で「すぐに頂上へ行

かず、ぐるっと回って行くコース」を選んでいただく。○○の小径と名付けられた色んなコースがあり、タマミ

ズキを見ることができた。面白いことに、山の名前は「甘南備山」、神社の名前は「神南備神社」。早めの昼食タイム

は、笹原の中、雲が晴れ、青空が見える。ところが、昼食を済ませ歩き出して数分、雪がちらつき出した。

その後も上から雪がどんどん降ってきた。雪が降る中、三角点に到着する。下山の途中、吉やんの滝を見に行く。登山口についたころには、雪がやんだ。ゆっくりハイクと言えど、行動時間4時間半、約26000歩の山行。(岡田美)

 

 


雪山の初歩 赤坂山山行

山行日 2022.1.16() 

参加者 男5 女3 計8名

コースタイム:登り2h48/下り1h38/全行程時間4h26

07:18JR京都駅発敦賀行乗車~08:40JRマキノ駅着~タクシーでマキノ高原へ移動(小川現地集合)08:57マキノ高原着9:08発→09:22赤坂山登山口着・ワカン装着09:35発→10:28ブナノ木平着10:40発→11:37鉄塔下通過→11:56赤坂山頂上着(昼食)12:25発→12:34粟柄越分岐通過→13:13ブナノ木平着13:30発→13:50赤坂山登山口通過→14:03    マキノ高原着14:22~小川車とタクシーに分乗~JRマキノ駅発14:50で7名帰宅。小川はマイカーにて帰宅。

 

<報告>

 天気予報が日毎に変わりどうなるか気を揉んだが、幸い天気は好転し山行する事になった。8時57分にさらさの前で合流し、雪遊びを楽しむファミリーで賑わうマキノ高原を進む。彼方の稜線は残念ながらガスに覆われて見えない。登山口迄は圧雪されていて登山靴のままで歩けたが、その先は踏み込むと膝下迄はまる程の雪なのでここでワカンを装着して登り始める。

今年は雪が多い。登山道には雪を踏みぬいた深さ50㎝程の穴が所々に開いている。ワカンの威力は素晴らしく、安心して深い雪の中を歩ける。   

1時間程登ってブナノ木平着。東屋は屋根から滑り落ちた雪で半ば埋まっている。この東屋が全く埋まってしまう事もあるそうだ。

途中ですれ違う人達に山頂の様子を聞くと風は少しあるとの事だが、どうやら強風ではなさそうだ。別のグループはガスで何も見えず山頂まで行かずに引き返すそうだ。眺望は無理かと思いながら登り、鉄塔辺りまで来ると青空が見えて来た。これはラッキーと思っているとまたガスに覆われてしまう。喜んだりがっかりしたりを繰り返しながら山頂に着くと、運良くガスが晴れ若狭湾や琵琶湖、寒風に続く稜線もくっきり見えて来た。素晴らしい眺望を楽しみながら昼食。風も穏やかで日が射すと温かい程だ。

十分に景色を楽しんだ後下山開始。今日はワカンが初めての人もいるので、寒風へ縦走の無理はせずこのままマキノ高原へ下山する。      (小川)

 

 

 


寒さに負けず天王山

山行日  2022117日(月)

参加者 男16 女14一般参加1 計31

<報告>

今回で7回目となる「寒さに負けず天王山」、昨年の寒さによるボンベの不具合があったことを教訓に、今回は「スタッフが30分早く小倉神社を出発し、余裕を持って善哉を作る」という方法を取りました。毎週月曜日に天王山に登っておられる方々・通称「天トレメンバー」に協力のお声がけをすると快いお返事を頂いた。一方、ざいるで呼び掛けるとまたまた快くスタッフとして参加してくださる方々が集まりました。

 

☆荷揚げ&善哉作りスタッフ11名は、KさんをCLとし小倉神社を予定よりも早く920分登山開始。広場に着くと、風の通り道を避けた場所にコンロを2つ設置する。大鍋と小鍋にお湯を入れ、善哉作りを始める。NさんMさんによる味付け、スタッフ全員で味見をし、小豆・砂糖・塩・お湯の量の加減をする。今回の強い味方は、いかなる場合も使用可能な炭用コンロ。Oさんが背負子に、コンロと炭と木切れを積んだ大きな荷物を頂上まで歩荷。炭の上に木切れを並べていいあんばいに火をおこし、炭をならして網をしき、会長宅で作っていただいたお餅を乗せて焼く。スタッフ女性陣のお餅をひっくり返したりする手際の良さ。焼きあがったお餅は鍋の中へ。11時前に完成!

 

*リュックは風よけでその奥に鍋2つ。*炭使用コンロでお餅を焼いています。

 

☆山崎から登る8名は、それぞれ決めたコースで登って来られる。

Nさんが一番乗り!ニコニコ笑顔でスタッフの到着を待ってくださる。お湯は持って来なくていいですよと連絡をしたにもかかわらず持参されていて、大鍋に1番に投入。もちろん、出来上がった善哉は1番に食べて頂いた。続いて、SUさん、会長さんと次々に到着。

☆小倉神社から登るのは12名。NISLKSLのもと10時過ぎに出発。「着いたら善哉が出来上がっている!」と、毎年参加の男性がニコニコ顔で到着。(昨年は、ずいぶんお待たせしましたねぇ。)早速、おわんを出してもらい、温かい善哉を食べて頂く。

☆コロナ禍の中、蜜を避けることもあり、到着した方から善哉を食べて頂く。

☆下山は、複数メンバーで行動。「サントリー山に行って椎尾神社へ」「水無瀬の滝に寄ってから阪急・JRへ」「直接、小倉神社へ」「ハイキング道から小倉神社へ」と、それぞれ、仲間と共に安全に下山。

☆目的であった「会員の親睦をかねたゆっくり・のんびり山行」「健康登山を願って善哉を食べる」は、達成できたようです。      (岡田


比叡山でアドベンチャー

山行日  2022年1月23日(日)

参加者  男5 女4 計9名

コースタイム

八瀬ケーブル910~P414(地蔵)1004~西山峠1035

高祖谷駅跡1132~スキー場跡1153~展望台1204(昼食)

1225~ケーブル駅1244~水飲対陣跡1353~梅谷登山口

1432解散                     記 金崎

<報告>

八瀬ケーブル駅前に集合。ケーブルは冬季休業ですが、トイレは嬉しいことに解放されています。積雪が多く当初の上りルートは危険な為、安全なコースに変更しました。まずは西山峠に向かいます。西山は石像が多く見られます。此処まではトレースがありました。

西山峠からスキー場跡に向かいますが膝近くまでのフワフワの新雪の中を歩きます。途中京都市内、北山、愛宕方面の展望が素晴らしいです。神秘的な雪の中の高祖谷駅跡に着きました,ここから少し登ればスキー場跡に出ます。風もなく温かいので比良方面が見える展望台で昼食にしました。下山開始します。ケーブル駅に寄り、此処から雪の下りの為アイゼントレをしました。最後は梅谷登山口に降りました。予定通り雨がパラパラと降りだしました。ラツキー。      

当初の予定ルートは絶景が望める尾根の直登ルートですが何ヶ所か雪があると危険なために今回は安全な下山ルートから登りました。次回は是非とも登ってほしい当初予定のルートでの例会を出す予定です。

    西村 正

 


                

                         

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