乙訓山の会 山行案内
 

 


竜の小屋メンテナンス作業⑥

日時 829()

参加者 6人

コースタイム

  7時 長岡京市文化センター前集合  谷山林道を経て竜の小屋へ

  820分作業開始  1040分作業終了 12時下山

作業内容

①水場の補修 受け入れ口の補修 掃除

②小屋入口ドアの破損部の修理

③小屋入口と小屋進入路への案内板の設置

小屋までの林道の整備 雨水が流れるよう排水溝を掘る。

<報告>

竜の小屋まで来ると下界より5度ぐらいは低いのだろうか、ひんやりとしていて気持ちよい。ところが驚いたことに小屋の扉の下部の板4枚が剥がされていた。これまで風水害で壊れる部分はあるものの意図的に壊されたことはない。避難小屋として利用するにしても前室がある。幸いに小屋の中は変わった様子もない。破損部を直す。誰がやったかわからないが、残念な出来事だった。

水場の出が悪いので、取り入れ口へ行くとかぶせてあった網が外れていた。そのせいで木切れが接続部のパイプがつまっていた。水槽を掃除し網を強固にしてかぶせる。 

小屋までの傾斜のある林道は、この間の長雨で道の中央部がまたえぐり取られていた。深くえぐられた部分につるはし・スコップで両側の土を削って運び、土のうを入れてならす。再度排水溝をほり、水の逃げ場をつくる。また豪雨で崩れ落ちた木が道に覆いかぶさっていた。枝を切り、取り除く。

この日も竜の小屋でいろいろな出会いがあった。水だけを背負った半パンのトレランの男女大学生10数名のグループが通り過ぎる。我々が小屋前で休憩しているのに、挨拶も抜きに通り過ぎ、水場に寄って行く人もあれば、「こんにちは、水を使っていいですか」と声を掛ける人もある。竜の小屋は竜ヶ岳に登る人の通過場所なので、登山者も多い。また今回もオフロードバイクが小屋の手前までやってきた。林道下の杉林にバイクの通り抜けた道ができていた。「この先行き止まり」の案内表示をたてる。

防獣ネットに守られた花壇では、移植したクリンソウの花期は終わったが葉をつけた苗が育っている。また春に移植したシュウカイドウが順調に育っていた。10月頃には薄いピンクの花を咲かせるだろう。移植したユウスゲは 黄色い花をつけていた。


                

                         

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