乙訓山の会 山行案内
 

 


ゆっくりハイク・小谷山

  山行日  4月6日(火)

参加者  男5、女5、計 10名

記 録

 JR河毛駅930~河毛登山口1015~望笙峠1040~小谷城址

 1118(昼食)1140~P398 1154~清水谷分岐1205~小谷山12241240発~清水谷分岐1251~清水谷登山口1326~河毛登山口1339~虎御前山尾根合流1425~虎御前山1433~△202.9 1500~JR虎姫駅1542

報 告

トップをKさんにお願いして、JR河毛駅から舗装道路を登山口へと歩く。途中、畑の中の公園に三角点があると案内してもらう。山以外のこんな所に三角点があるなんて意外。追手道の登山口から望笙峠までは、少し急坂。番屋跡から山王丸跡まで城跡が幾つもあり、看板で説明もされていて、歩き易く退屈しない。本丸跡で早めの昼食。山王丸跡からは、少し下り、清水谷分岐へ、そこからは階段がイヤになる程続く。後方に伊吹山が見えて来ると山頂に近づく。本来ならこの時期階段の北側に『イワウチワ』が咲いている筈が、今年は開花が早くて申し訳程度に3輪程残っていたのみ、残念‼。やっと大嶽(小谷山)に到着。下山は分岐に戻って清水谷へ、秋はきっと紅葉も見事だろうと想像しながら家来屋敷跡を通り元の登山口へと戻る。それから少し欲をだして、虎御前山を目指す。高速下のトンネルを抜け山へ取り付く。初めは登山道らしき場所から、道なき道の急登をひたすら登る。ハイキング道に出るまではキツかったけれど、ホッとすると同時に充実感を味わう。そこから虎御前山の三角点を経てJR虎姫駅へと急ぐ。京都へ着いたら雨。山は天気で良かった‼。

 



ポンポン山のカタクリ&山菜採り山行

<期 日> 202143()

<参加者> 男3・女5

<コースタイム>

・西代里山公園8:30集合、8:40出発立石橋9:44大沢峠(九輪草)

10:10P584 (西山キャンプ場分岐:小休止)10:20カタクリ自生地

11:20ポンポン山(昼食)11:3612:32大沢峠(小休止)12:40

13:26西山キャンプ場14:26放生池(山菜採り)15:00頃高橋邸~16:40頃解散光明寺前BS~帰宅

<報 告>

 参加者は、8名予定から1名が急遽、ご家族の緊急都合により欠席となって7名となる。

山道の登りはじめた道には、タムシバの白い花びらや赤い椿がたくさん散りばめられ、それを踏みしめながら歩き、もう花も散り時かと思いながら中腹ぐらいまで登ると、驚くほどのたくさんのタムシバや椿、そしてミツバツツジが咲き誇っていた。タムシバとコブシの見分け方を、コブシは花と同時に葉が出るので「タムシバムシバデハガナイ(虫歯で歯が無い=葉が無い)」と違いを教えてもらった。暫く歩くと一本だけオオカメノキの花も見つけた。

そして鉄塔に辿り着くと、向かい側の斜面いっぱいにタムシバの白い花で覆われた見事な光景が目に飛び込んだ。その中に終わりかけた山桜のピンク色がコントラストで引き立てていた。

 カタクリの花もたくさん咲いていた。少し口惜しいのは曇り空のためか、みんな下を向いて窄んでいた。一輪がなんとか開いていたので挙って写真撮影する。見学者も多かった。

 釈迦岳までで引き返す予定であったが、時間もあり折角なのでポンポン山まで行って昼食とする。山頂はかなり風が冷たかった。

下りはキャンプ場経由で光明寺へ、その道はミツバツツジ山道とも言うべき、ピンクに包まれて、山頂で冷えた身体を和らげてくれた。

「秘密基地」と、言われるままに付いていくと「タラの芽」「タカノツメ」「コシアブラ」「リョウブ」「ヨモギ」等、教えてもらい夢中で採った。

 K邸のガーデンは、チューリップが満開で、たくさんの花が咲いていてちょっとした植物園みたいだった。           


愛宕山山麓 二つのツツジ尾根

山行日 2021年4月11日(日)

参加者 男7 女8 計15名

コースタイム

JR保津峡駅9:00→中尾根登山口9:16→米買道合流10:20→荒神峠

10:45→保津峡11:45→河原での食事12:1512:45→六丁峠13:15→小倉山13:44→嵐山公園解散15:00         

<報告>

快晴の中JR保津峡駅に集合しました。中尾根の登山口は水尾方面に舗装道を15分ほど歩くとあります。最初は急登ですが、すぐに穏やかになり、一時間も登ると米買道に出会います。中尾根の大岩から荒神峠に向かいます。ツツジ尾根を下り保津峡駅に。河原まで行き昼に。六丁峠から小倉山に登り嵐山公園まで行き解散しました。

                 


ポンポン山・窯が谷花巡り

日時 4月14日(水)

参加者 男3 女2  計5名

<コースタイム>

 9時15分善峯寺バス停 9時30分三鈷寺 10時杉谷集落 

10時37分東尾根風の峠 10時57分イヌブナの丘 11時10分窯が谷着

 11時50分窯が谷発 12時15分リョウブの丘 昼食 12時40分

12時55分ポンポン山山頂 13時10分カタクリ自生地 13時25分東尾根

13時38分風の峠 13時50分林道出会い 14時杉谷 14時20分善峰バス停

<報告> 夜半の雨もあがり、晴れてきた。しかし善峰のバス停で降りたのは会の仲間以外は2人だけ。善峯寺の周辺は青紅葉が日に映えて美しい。シャガも今を盛りに咲いていた。杉谷の集落からハンノキ林までの道(東海自然歩道)は、芽吹いた木々の若葉が目に鮮やかだ。大きなヤマザクラがまだ花をつけて我々を迎えてくれた。「クリンソウがありますよ」とKさんの指さした先を見ると川沿いにたくさん葉を開いていた。赤く色づいたつぼみの大きな花もあった。板の橋を渡るとニリンソウが道沿いに咲いている。

 東尾根をイヌブナの丘まですすむと北の方に外畑の変電所がまじかに見える。窯が谷に下りると希少種の自生地だ。森の案内人のFさんがいて、保護保全作業のことや植物の説明をしてくれた。ただネットで囲むだけでなく、木々の伐採や草刈り、落ち葉掻きなど、人間の手が入らないとこれらの花々は芽吹かないと話す。イチリンソウは満開、ヤマブキソウも見ごろとなった。エイザンスミレ、ヒトリシズカ、ミヤマキケマンなども咲いていた。これからヤマシャクヤクが咲き始めるそうだ。谷川をはさんでネットが張られ、渡渉しながら進む。ネットの中は花が咲き、緑があるもののネットの外は土だけで緑は見られない。シカの食害だ。ネットによって貴重な植物が守られている。リョウブの丘で昼食後、ポンポン山へ。やっと4人のハイカーに出会う。釈迦岳への縦走路を150mほど東に進んだ所にネットで保護されたカタクリの自生地がある。この日は曇っていてカタクリの花も下を向いていたが、群落は見事だった。

 花に見とれて時間を使い過ぎ、帰りはピッチを上げて歩いた。2時24分のバスに乗れるように、東尾根から杉谷へと一気に下る。杉谷からバス停までのつづら折りの車道をなんと20分で歩いた。ミツバツツジ、ヤマザクラそして山の花をたっぷり楽しんだ山行だった。

 

 
鈴鹿・鎌ヶ岳

山行日 418日(日)

参加者 男4 女48名(車2台)

コースタイム 西山天王山駅600~長石谷登山口745~中道登山口840~三ツ口谷登山口924~武平峠分岐1025~岩山1030(休憩)~武平峠1116~武平峠トンネル東登山口1126~表道登山口1155~三ツ口谷登山口1205(昼食)1230~長石谷登山口1257~西山天王山駅1536

 

<報告> 

昨日の風雨は止み青空が広がったが、スカイライン近くの駐車場から見上げた雲の動きは早く、山頂付近は風が強い事は分かった。

 天気は時折雨も降り出し不安定。当初予定のルートを変更して安全に無理なく行けるルートをいくつか事前に選ぶが、長石尾根に取り付くには沢を1つ渡らねばならない。しかし入口の一ノ谷はすでに増水して流れも早くとても渡れそうになく諦め、もう一つの三ツ口尾根に向かった。こちらは、入口の沢も容易に渡れ、程なく尾根に取り付けた。最初から木の根を掴む程の急登をしばらく耐えて稜線に上がると、御在所岳や目指す鎌ヶ岳が現れた。いつもは赤いロープウェイが望めるのに、今日は動いていない。風はだんだんと強さを増してきた。上着を着込んだり、冬用手袋・帽子着用するも震える寒さだった。アカヤシオが咲く三ツ口尾根から鎌ヶ岳の主稜線に出たところで、風は予想通り風速10mを超える暴風になった。この先のガレた痩せ尾根を登るのは危険と判断、山頂がよく見える場所まで登りそこで撤退を決めた。

 下りは一番早く安全に下れる武平峠へ。登山道も良く踏まれてスムーズに下れた。武平峠に降り立つと、風も収まり静かになった。そこから駐車場までスカイライン沿いの登山道を一ノ谷の流れを見下ろしながら下る。三ツ口尾根入口の堰堤広場に戻り、ようやく昼休憩を取った。その後無事駐車場に着く。                           


 


ポンポン山のクリンソウ&山吹草鑑賞山行

<期 日> 2021424()

<参加者> 男3・女3 計6名

<コースタイム>

・西代里山公園08:30集合、08:40出発立石橋09:45九輪草自生地

09:47大沢峠(小休止)10:16善峰寺分岐(小休止)10:32釈迦岳

11:00ポンポン山(休憩)11:1511:30リョウブの丘(昼食)11:52 12:15窯ヶ谷:山吹草自生地13:15東尾根14:35釈迦岳大沢峠(小休止)15:30西代里山公園(解散)~帰宅

 

<報 告>

 8時半西代里山公園集合、8時40分発でポンポン山に行く。今日の目的はクリンソウの様子を見る事と、窯ヶ谷の山吹草等の鑑賞だ。 今日の天気予報は曇り時々晴れ。予報通り薄く雲が広がり昨日までとは打って変わった涼しさ。(山頂では12℃を指していた)

立石橋~9時45分クリンソウ自生地へ。クリンソウは5株程がまだ1段目だけ咲いていた。

 大沢峠で小休止の後、善峰寺分岐でも小休止し水分補給をする。釈迦岳を過ぎ、カタクリ自生地を過ぎて11時にポンポン山山頂着。山頂には10人程が休憩していた。15分程休憩してリョウブの丘に向かう。 1130分リョウブの丘で昼食。ここにも誰もいない。 1215分福寿草自生地への分岐を下り窯ヶ谷へ。イチリンソウや山吹草等の花を観賞。 1315分東尾根に出て、釈迦岳~大沢峠~15:30西代里山公園着。ここで解散し帰宅。7時間のロングコース終了。 

 


竜の小屋メンテナンス作業

<期 日> 2021425()

<参加者> 男7人                    

<コースタイム>

07:00長岡京文化センター前BS集合07:15大原野中学校前(岡田)08:30嵐山高雄パークウェイ前08:40福ヶ谷(塩ビパイプ切・積込)09:30竜の小屋(メンテナンス作業:水道整備・林道整備)11:30昼食~帰宅

<報 告>

 いつもの様に7時に長岡京文化センター前BS3人集合し、会長の軽トラに水道設備用の漬物樽等を積み込んで出発。OさんTさんをPUして福ヶ谷へ向かう。

 福ヶ谷では前回の下見で目星を付けておいた太さ35mm程の塩ビパイプを3m程の長さに切り分け軽トラに積みこむ。ジョイント用には45mm程の物を切り取っておく。取水口から小屋まで必要な長さ分と余分を含めて十分な量があった。それらを積んで竜の小屋へ向かう。

 竜の小屋に着き、直接歩いて参加のIさんを加え、水道整備と林道整備2つに分かれて作業を行う。水道整備はOKさんを中心にSさん・Tさん・SDさんとの4人で行い、林道整備はKさん・Iさん・小川の3人で行う。

 水道整備は、取水口のタンクを交換し、小屋まで塩ビパイプを繋いで行く。今まで谷にチューブを置いていたので、増水時の勢いで流されたり、外れたりしていたので、今回は谷から離して橋を渡し、杭を打ち込んで固定して行く。途中には砂などが詰まった時の補修用に中継地点の炭鉱も新設。

 林道整備は、雨水が流れて深く抉れた段差を埋め乍ら、梅雨時に備え排水溝を所々に設けて行く。併せて林道にはびこったウリハダカエデを処分し、覆い被さる様に茂った枝を切って行く。

 今回の作業で竜の小屋の手洗い場まで十分な水が確保出来、林道も車で行き易くなった。 

 今年の梅雨や台風でどうなるか様子を見乍ら対処して行く。 

               

 

                

                         

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