乙訓山の会 山行案内
 

 


春を告げる花を訪ねて

ポンポン山のフクジュソウとマンサク 

山行日 3月3日(水)

参加者 男3 女2 計5名

コースタイム

915善峰寺バス停 910三鈷寺 920杉谷 10:35東尾根風の峠

10:55窯が谷ケヤキの森 11:15フクジュソウ自生地 

11:351205 リョウブの丘(昼食)1222ポンポン山 1326善峰分岐 1400善峯寺 1424バス乗車

<報告>

 小塩までだった路線バスも3月になると善峰寺まで行くようになる。910分のバスが到着すると驚いた。西山HC10数人のほか、たくさんのハイカーが次々と降りてくる。

三鈷寺に上がると紅梅、白梅が迎えてくれた。蓬莱山など比良の山々は雪をかぶっている。旧三鈷寺跡の山道をまわって杉谷に出る。河川争奪の谷を見ながら進み、ハンノキ林から東尾根をめざす。2年前登山道にイノシシが横たわっていたことを思い出す。風の峠から窯が谷への道は整備されてとても歩きやすい。それだけこのコースが一般に知られるようになったのだろう。

 適度に谷を渡渉しながら自生地への斜面をあがって行く。晴れてはいるものの気温は低く、フクジュソウはまだ完全に開いていない。220日訪れた時は一番花が咲き、黄色の花があちこちに輝いていた。今回はまだ開花前で下を向いているものもあった。「前はきれいだったのにね。」と前回の参加者は少し惜しそうに語る。ドンピシャで満開を見るのは難しいだろう。リョウブの丘で食事をとっている西山HCの方やいくつかのグループがやってくる。「これからが見頃ですよ」と声を掛ける。

 時間に余裕があるのでマンサクを求めて、東尾根に立ち寄ると、あったのだ。マンサクの花が我々に微笑んでくれた。帰りは善峰寺への分岐から、西山古道を経て余裕をもってバス停に帰り着くことができた。

 

 

 


大文字山探索シリーズ

山行日 2021年3月11日(木)

参加者 男5名 女9名 計14名

コースタイム

銀閣寺前8:50中尾の滝9:35(集合写真)琵琶の滝10:05

二段の滝10:30小鹿山10:53鹿山(昼食)11:40大文字山

(休憩)12:35桜門の滝13:05瑞光院13:25解散 

                       

(報告)

快晴の中、銀閣寺前に集合しました、通常の登山道を10分も歩けば今回登る登山口に着きます、少し登れば縦走路に合流ですがそのまま谷に下ります。すぐに中尾の滝から流れる川筋に合流します、少し上流に行くと中尾の滝です。此処で集合写真しておきました、川沿いを下り琵琶の滝に立ち寄り白川道まで下ります、白川を5分も歩けば鹿山の登山口です、少し歩き豪快な二段の滝に寄ります。此処から小鹿山までが急登です、静かな鹿山で早目の昼食にしました、此処からは快適な尾根歩きで北斜面から山頂に到着です、山頂は沢山の人で賑わいつています。桜の門の滝を経由して下山しました。

 

 


しまなみ海道サイクリング

<山行期日> 2021.3.13()14()

<参 加 者> 男1女4 計5((他会1を含む)

<コースタイム>

・3月13() 

07:00西山天王山駅(永石・高橋・西村)07:30近鉄大久保駅(秋山)

名神道~山陽道~阪神高速~淡路島鳴門道~高松道~松山道~今治小松道~12:30今治サンライズ糸山(自転車・ヘルメットレンタル)13:30~来島海峡大橋~15:00大島~大島大橋~15:30伯方島・民宿・うずしお()

・3月14()

06:00伯方島~大三島大橋~07:05大三島~07:35多々羅大橋~08:10瀬戸田~08:50生口島大橋~生口島~因島大橋~09:00因島~10:30向島~10:55向島フェリー乗り場=渡船=11:00尾道駅前(昼食・観光)

*他のメンバーが観光の間に小川は12:30尾道駅前発でバス・タクシーを乗り継いでサンライズ糸山に戻り車で尾道まで引き返す。

15:20尾道駅前(合流)15:3017:30山陽道・竜野西SA~新名神道~19:10西山天王山駅(解散)~帰宅

 

<報  告>

 旧会員のMさんと一緒に行こうと約束していたが、退会されてそのまま立ち消えていたしまなみ海道サイクリングにやっと行く事が出来た。

 ネットで調べあまり暑くない3月頃が良いと言う事で計画したが、三寒四温の言葉通り天候が次々変化し、土曜日が雨模様になると判った。日月なら晴れるので変更しようと宿や自転車レンタル所への連絡をして貰ったが、日曜日は自転車が予約一杯で借りられず無理で、結局元通りの土日になった。その後、土曜日は雨から曇り後晴れに回復したものの、4~5の向かい風との予報だったがそれを覚悟して行く事になった。

3月13()

 7時に西山天王山駅で3人をPUして、大久保駅へAさんを迎えに行く。往復1時間以上のロスタイムだが、最初4人で予約をしていた処へ1人追加になり、追加の自転車が予約で一杯の為確保出来ず、急遽Aさんの自転車を輪行バッグに入れて積み込んで行く事になったのでやむをえない。

 ロスタイムの影響で自転車予約の有効時刻12時に間に合わなくなるので、折角の淡路島や四国の景観も、うどんも我慢してひたすら今治を目指す。

 おかげで12時過ぎに今治に着き、無事希望の自転車を借りられた。先ずは腹ごしらえをして出発前の元気な姿で記念撮影。そして、いよいよしまなみ海道サイクリングコースへ入る。先ずは来島海峡大橋への高低差100程の坂道を慣れない自転車で登る。どの橋も登り下りの高低差が結構あり、9段変速機付自転車でなければとても厳しい。

苦労して登り詰めた橋の上からの眺めは素晴らしく、風を切り、尾道方面から来る沢山のサイクリストと挨拶を交わしながらの10㎞程の平坦で快適な走行だった。

橋から下ると一般道に沿って専用のサイクルロードがよく整備されている。道路には青いラインでサイクリングコースが明示されていて判り易い筈だが、初めての土地で行先を間違えて引き返す事も何度かありつつも何とか今日の宿「うずしお」に予定より早く3時半頃に着いた。

今日の走行距離は22㎞、走行時間2時間。4時間の予定が早く着きすぎて風呂も夕食にも時間があり過ぎる。山小屋ならビールでも飲んで昼寝をする処だが、サイクリング初体験で明日の心配から飲む気にならなかった。

3月14()

 今日は走行距離48㎞、走行時間5時間の予定なので、少しでも早く出ようと7時からの朝食を断り、明るくなるのを待って6時過ぎに宿を出発。

流石に早朝は風が寒い。メッシュの入ったスニーカーが風を通すので足先がとても冷たい。対策としてはシャンプーキャップを足にはめたり、ヘルメットの上にかぶったりすると良いそうだ。成程良い事を教わった。

 伯方島~大三島~生口島~因島へと高低差50m程の登り下りを繰り返しながら走る。途中向島に色々な種類のミカンを山積して売っている店があり、「荷物になるけどなあ」と言いつつ買ってしまう。

 向島港迄来るとすぐ対岸に尾道駅が見えるが、橋が無いので船で尾道駅前に渡る。予定より1時間早く出発したので、11時半には尾道駅前に着いたが、誰もが初めてなので、どこに今治に戻るバス停やサイクリングターミナルがあるのかも分からない。ウロウロと探し回っている内に結構時間がかかったが、早く着いたおかげで余裕を持って探す事が出来て良かった。

 昼食は5人で尾道ラーメンを食べる。この時既に1210分。バス発車が12時半なので結構際どい処だった。それから尾道観光を楽しむ皆さんと別れ、僕は1人で尾道駅前~因島大橋~今治駅前行きのバスを乗り継いで戻る。尾道駅前~因島大橋BS迄路線バスで行き、因島大橋BSで今治行きの高速バスに乗り換える。ここまでは予め調べていたが、因島大橋BSで停車場案内を見るとサンライズ糸山前に止まるとの表示が無い。地図にはサンライズ糸山前にBSがあるので止まって貰えるかと確認すると、「ハイウェイバスなので止まれない」と言われ、「馬島のBSからせとうちバスに乗り換えたら良い」と教えて貰いあわててネットで調べたが、その時間帯は馬島では下りる事は出来ても乗れない事が判り、結局今治駅まで行ってタクシーでサンライズ糸山に戻る。

 今治北IC~しまなみ海道有料道路を通って尾道駅前に戻り、4人と合流して帰路に着く。

 行って見ないと判らない事が多く戸惑う事も多々あったが、無事完走出来た。また行きたいと思える楽しいサイクリングだった。

 

 

 


春を告げる花を訪ねて③

ミツマタロードの天王山へ

山行日 3月17日(水)

参加者 男5 女8 計13

コースタイム

900小倉神社 930浄土谷分岐 952サントリー山分岐 

1010椎尾神社への分岐 1020鉄塔見晴らし台 1100椎尾神社

1130大山崎山荘美術館 1145山崎聖天前1205旗立松 1215見晴らしの台地(昼食)1245ミツマタロード 1320天王山山頂

1340竜神の池分岐 1410小倉神社着

<報告>

 ミツマタロードを最終目的地とし、今回は天王山をぐるりと周回することにした。最高の春日和で長袖1枚でも十分の気温だ。浄土谷への分岐へ上がっていくと汗ばんでくる。天王山への縦走路を右のサントリー山への道に入る。整備されたいい道だ。椎尾神社への道は、ボランティアの方などの努力で整備され歩きやすい。谷筋にミツマタがあった。ちらりと鑑賞する。今回は谷筋でなく鉄塔沿いの道をすすむ。眺望がよく樟葉モールや淀川を眼下に望むことができる。下っていくにつれ南西や南東方面が見通せる。谷への下りでは鎖やロープが用意されていた。

椎尾神社に降りるとサントリーウイスキーの甘い匂いが鼻腔をくすぐるが、振り切ってJR山崎駅の裏を山荘美術館へ向かう。山崎聖天へ向かう小径の途中で、少しピンク色に染まった背割り堤の桜トンネルが見えた。

 聖天前の瓦窯跡の公園で休憩した後、天王山への登りに入る。「お昼はまだなの」の声も聞こえるが、「楽しみは登ってからですよ」と登っていく。17烈士の墓からミツマタロードの道の手前で伐採された台地にいく。ここは木津川と八幡市をのぞむ絶好の見晴らし台だ。昼食をとり、満を持してミツマタロードへ向かう。道脇をミツマタの半球状にまとった黄色い花が埋めている。まさに見ごろで我々を迎えてくれた。

 山頂へ向かう途中の酒解神社で、神木の椎の木と巨木のカゴノキを見る。仰ぎみる大木だ。そして小倉神社を出発して4時間20分やっと天王山山頂へ着いた。長かった。帰りは、竜神池とシゲ池の横を抜ける小倉神社の短縮コースで下山する。ヤマモモの大木がたくさんあった。今日は椎尾神社に降りてからまた登り返すという長いコースだったが見どころもたくさんあり、歩きがいのあるコースだったのではないでしょうか。


明神山

山行日 320日(土・祝)

参加者 男4 女6 計10名(車2台)

コースタイム 

阪急西向日・西山天王山駅6:40 夢やかた駐車場8:30 

8:40 明神山登山口(Cコース)屏風岩→9:05観音岩クジラ岩

合掌岩→9:45展望岩がまん坂→7合目地蔵岳鎖場→10:40

山頂(668m)昼食・休憩 11:20下山(Aコース)新展望台

ごろた岩サンタ岩→12:20西の丸→12:40マンモスの背(全員写

真)→13:15夢やかた駐車場

 

 西山天王山駅・西向日駅より中国道加西SAに集合後、登山口の“夢やかた”に到着。前日までは、長い尾根道の大明神コース~急な下りのCコースの予定であったが、当日の午後からの雨天予報により時間短縮のため、急遽Cコース~Aコースに変更になった。登山口に着いた時点では予想以上の曇天であったが登るうちに日が差してきて、頂上では明石海峡大橋などの眺望でゆっくりと昼食後Aコースで下山を開始した。途中の眺望もよく、かなりの急下降であったが皆さん元気に下山した。登りの途中から下山まで地元のボランティアガイド?? の勝手な飛び入りがあり、ペースが乱れた。下山後、出発直前に雨がパラついたが結局雨に会わずに帰宅できた。この地域特有の独立峰的な岩山が多いなかで、よい岩トレが出来ると思うが、この山は大量のロープが張り巡らされており、岩稜でも岩を削って足場を造り、マンモスの背のような大きな岩では、岩に穴をあけ金属棒を立ててロープを張ってあり、少しやり過ぎというか、自然破壊ではないかと思う。            

ゆっくりハイク・十方山

   山行日  3月23日(火)晴れ

参加者  男5 女7 計12名

JR山崎駅9:00~宝積寺9:15~旗立ての松9:30~十七烈士の墓9:35~ミツマタロード9:55~十方山10:25~トンネル11:10~若山台11:30

<感想>

 ・先週行った『ミツマタロード』へ。二度目なので、初めての感動ほどではないが、やっぱり素晴らしい景色!でも今日の楽しみは別にあり、心なしか足取りも軽く感じる。いつも歩き慣れてた筈の道もコロナ以降来てないので、こんなに長かったかと…。でも予定時間通り到着。大満足の一日でした。

今日は好天に恵まれ最高の登山日和。桜やミツマタの花をめでながら、久しぶりの山歩きでルンルンなのですが、膝を痛めた体にとって、皆さんについて行けない我が身が、とても情けなく、歯がゆいです 山へ行きたい気持ちで一杯なので、又迷惑をかけるかもしれませんがよろしくお願いします。                      

 


西山徘徊シリーズ⑱ 西山連峰制覇

山行日 2021年3月25日(木)

参加者 男6 女4 計10名)

コースタイム

老ノ坂峠BS 8:30→登山口8:43→大枝山9:14→西山団地グランド   9:40→大暑山10:04→小塩山10:50→森林公園管理棟11:38(昼食)12:20→杉谷12:58→三鈷寺13:20→善峯寺BS13:40(解散)

不安定な天気の中、桂駅からバスで老ノ坂峠まで行きます。大枝山の登山口は分かりにくい所にあり、大枝山までは今日一番の急登です。山頂は相変わらず不明でした。新しくできたメガソーラーがある西山団地を抜け大暑山の三角点に。此処からカタクリで有名な小塩山を目指します。予定通り森林公園管理棟に着きお昼にしました。小雨が止まないため此処で皆さんと相談し、よく行かれているポンポン山は中止することに。東海自然歩道で三鈷寺経由善峰寺で解散しました。


京都トレイ12 修学院~蹴上 最終回

山行日  2021年3月26日(金)

参加者  男6女5 計11名

コースタイム

修学院駅9時集合 → 修学院山1118 → 石鳥居10:18 → てんこ山1032 → 白鳥山1118 → 瓜生山11301205(昼食) → 銀閣寺1250 → 大文字山登山口  1302 → 大文字火床1338 → 大文字山14101432休憩 → 日向大神社1544 → 蹴上1605

(報告)

修学院駅より音羽川沿いを行き、雲母坂尾根道を登り詰める。展望が開け広い石鳥居にたどり着く。そこから、てんこ山、白鳥山とゆるやかな尾根を下る。やがて立派な祠がある瓜生山へ。広い城跡地で往時の歴史が説明された大きな看板がある。谷筋を降りていき、バプテスト病院を右に見て銀閣寺山門に行く。そこから長い階段を登り、火床を通り又階段を登り詰め大文字山へ。ダイナミックな展望が楽しめる。そこから緩やかな下りになり、いくつもの道が交差する思案処という分岐が有り、ベンチもあり一休憩できる。  日向大神宮の境内を過ぎると「天岩戸」があり、巨岩の洞窟を通り抜けることができる。桜で賑わうインクラインを過ぎ、レンガで造ったねじりマンボウを過ぎ、蹴上駅到着。


背割り桜と鳩ヶ峰・石清水八幡宮
 

日時 331日(水)

参加者 男4 女5 計9

<コースタイム>

8時西山天王山駅 8時40分天王山大橋 9時5分さくらであい館  9時25分京阪八幡市駅前からこもれびルートへ 945分鳩ヶ峰 1010分石清水八幡宮 1030分展望台 11時さくらであい館 1115分昼食 1145分背割り堤花見 1211分背割桜端 1240分パーキング 136分天王山大橋で解散  

<報告>

昨年は感染拡大で中止したお花見山行だが、今年は対策をとりながら実施した。8時西山天王山駅前を出発、ゆっくりと周りの景色を見ながら、サントリ―ビール工場の裏を抜け、国道五条本へ。171号線を渡り、天王山大橋を歩いているとピンクに染まった背割りの桜が見える。橋の下をくぐり、サイクリングロードから土手を降り、最短コースでさくらであい館へ向かう。9時過ぎ、バイクをパーキングに置いたばかりのOさんに出会う。

木津御幸橋を渡り、京阪八幡市駅へ。例年利用していたスーパーは閉店していた。神應寺への階段をあがり、こもれびルートに進む。10分ほど歩くと二等三角点の八幡市最高点142mの鳩ヶ峰へ着く。ぐるっとまわって石清水八幡宮を参拝し、展望台で景観を楽しむ。

背割り堤に戻ると人の数も増えた。コロナ禍で背割り堤は利用制限がされている。トンネル内は立ち止まらず一方通行で、周辺の飲食は自粛となっている。我々は密を避け、木津川上流の土手に座り、八幡さんの桜を見上げながら昼食をとる。背割り堤は見事なソメイヨシノの並木が14キロも続く。堤の端まで歩き、もう一度その美しさを見ながら帰ると、トンネル横の宇治川沿いの土手では間を空けてたくさんのカップル、トリオが食事をとっていた。今回は家でゆっくりとビールを飲むことにして、飲まずに背割り堤を後にした。天王山大橋で解散、西山天王山に戻ったのは私だけで、他の方はそのまま小畑川に沿って家まで帰ったそうだ。最遠、物集女まで歩いた方もあり、その元気さには驚く。私でも3万歩だから、4万歩ほど歩いたのかな。

 

                

                         

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