乙訓山の会 山行案内
 



 雪彦山

山行日  2019/7/7(日)

参加者 男性3名/女性1

<コースタイム>

7:15西山天王山発~8:50雪彦山登山口着9:00発~9:20展望岩~9:50出雲岩~10:25大天井岳~11:00雪彦山~11:35鉾立山(950m)12:00ジャンピションピーク~12:00虹ヶ滝~13:00展望所~地蔵岳分岐~14:00大天井岳~14:58展望岩~15:25登り口駐車場

 

<報告>

 夏山シーズンに向けて岩稜歩きを主眼としたトレーニング山行を企画しました。天気予報が直前までよくなく、実施できるか不安でしたが当日は曇り空ながら山行を実施することができました。参加は少なめですが、各自充実したトレーニングになったと思います。

地蔵岳の大岩壁を望む展望岩から先、何ヶ所かの鎖場を経て大天井岳に到達。ほとんどの登山者はここから地蔵岩をへて下山するのですが、トレーニングということもあり、距離を稼ぐため雪彦山三角点まで足を延ばします。その先のジャンピションピークからは沢道を下り見ごたえのある虹ヶ滝へ。ここから地蔵岳を通過して大天井岳へ戻るのですが、垂直の岩場や濡れて滑りやすい岩が続き緊張を強いられます。今回は登りでこのルートを利用しましたが、くだりであればさらに難易度が増すところです。かなり蒸し暑い中での山行のせいもあり、難所を超えたところでMさんの足が攣り気味に。少し長めの休憩を大天井岳で取りました。常備薬のツムラ68と搬出訓練でいただいたOS1を飲んでもらい症状が改善され、無事下山することができました。

ヒルで有名な雪彦山。今回は犠牲者なしとほっとしていましたが、帰宅してみるとサンダルの中が血の海になっていました。足の指の間に直径3mmほどの吸い口が確認でき、靴の中に入り込んでいたようです。なぜか気づかないんですよね。ヒル恐ろしです。              (近藤)

 



岩稜歩きトレーニング・金毘羅

山行日 2019年7月6日(土)

参加者 男性4名・女性7名 計11

<報告>

江文神社前8:30分集合・岩トレの内容の確認⇒9:00移動・Y縣尾根の取り付き⇒2つのグループに分かれて行動開始。

Aグループは、Y縣尾根を頭まで登り、また、クライムダウンで下りてくるというトレーニングを始める。*念のため、ロープを持参するが、基本はロープを使わずに登り下りする。

Bグループは、Y縣尾根を北尾根との合流地点まで登る。*慣れていない3人に、3人の経験者が付きフォローをしながら登る。また、危険な場所ではフィックスロープを張り、カラビナを使いながら登り下りの練習を繰り返し行う。14時をめどに終了し下山。江文神社前14時30分、まとめをして解散する。                   (岡田




西山古道・楊谷寺あじさい山行

山行日 2019年7月10日(水)

参加者 女性2名 男性6名 計8名

<コースタイム>

9:15西代里山公園~9:25立石橋~10:25楊谷寺(アジサイ鑑賞)11:00

11:23こもれび広場~11:58大展望台(昼食)12:2512:38大沢峠

13:25立石橋~西代里山公園(解散)

<報告>

 梅雨の合間で薄曇り。山行には最適の天気だ。葉が白く変化したマタタビの木が目をひく。立石橋から左へ西山古道を進む。乙訓街おこしネットワークの方のおかげで十人橋や途中の道も歩きやすく整備されている。1時間ほどで楊谷寺の駐車場につながる獣害除けのゲートへ。1か月にわたって行われたあじさいウォークも終わり、楊谷寺はひっそりとしている。期間中の土日、道は車で渋滞、境内もとてもにぎわっていたという。アジサイが浮かんだ手水鉢で記念写真、参拝後靴を脱ぎ、本殿へ上がり、美しい庭園や水琴窟などを見て回る。アジサイの花は盛りを過ぎたものの、静かに鑑賞することができ、癒しの時間となった。

 30分ほどのくつろぎの後、こもれびの広場から大展望台へ進む。今日の一番の急登だ。途中ヤマモモがまだ赤い実をつけて迎えてくれた。そして北東へ開けた大展望台へ到着し、昼食タイムに。

 ベニーカントリーのゴルフプレイを見ながら大沢峠へ進む。人に会うこともなく、黙々と小泉川に沿って急坂を下る。皆さん健脚で、予定より早く西代里山公園に帰ってきた。短いコースとはいえ、見どころもあり充実した山行となった。

 

 今回素晴らしい体験をした。それは「あじさい回廊」と呼ばれる屋根付きの回廊だ。参拝して靴を脱いで本堂へ上がる。ここからあじさい回廊が始まる。高低差のある迷路のような回廊を進むと美しい庭園をのぞめ、また水琴窟ではきれいな響きを聞くことができる。拝観料無し、しかもあじさいウォークが過ぎて参拝者も少ない。じっくりと鑑賞できた。

 楊谷寺から大沢峠への道は急な登りも多く、息が切れる。そして大展望台の素晴らしい眺めが待っている。4時間ほどの歩行だったがトレーニングにもなる充実した山行だった。              (松方)

 

百名山シリーズ 雨飾山

山行日 2019年7月20()21()

参加者 男2人・女1人・計3人 

<コースタイム>

20()12:00西山天王山駅~426km/4H5817:30雨飾山荘泊

21()05:35雨飾山荘→06:04薬師尾根→09:24新潟県側山頂→09:30長野県側山頂(行動食)12:45雨飾山荘→17:00近鉄大久保駅→17:45西山天王山駅~解散・帰宅 

 

<報 告>

 雨飾山山行計画は、当初5月に計画しましたが、雪が多くまだ除雪できておらず、山小屋の開業ができないと言われ、7月まで延期しました。実施日の天気予報は、日ごと、時間ごとに変化し、一度は諦めましたが、21日なら曇りで登れるとなり行ってきました。雨飾山と言う名前と山の写真から綺麗で優しい山かなと思っていましたが、雨飾温泉からの登山道は急登続きで加えて十分に整備されてない状態、何度も足をとられ、湿度も90%近くあり疲れました。登っている途中は他に登山者も無く、でも百名山でした。山頂には多くの登山者。下山の時にも多くの登山者に会いました。山頂からは北アルプスの山々がそびえ立つ素晴らしい展望、目には優しいが現実は厳しい山でした。 廣瀬 繁 


 

 鈴鹿山系/御池岳

山行日  2019/7/21(日)

参加者  男性4名/女性1

<コースタイム>

鞍掛東登山口9:30→クルミ谷登山口9:48→途中水場あり10:40→白船峠分岐11:09→北鈴岳分岐11:25→御池岳12:27着(昼食)12:50発→

日本庭園13:24→鈴北岳13:33→鞍掛峠14:20→鞍掛東登山口14:42

<報告>

夏山シーズンに向けたトレーニング山行です。御池岳は数年前の集中豪雨で滋賀県側からのアクセスは通行止めのため利用できませんでしたが、ようやく開通しましたので早速、登山口の鞍掛峠を目指しました(道路工事は継続して行われているため、片側交互通行になっている場所が数カ所ありますのでご注意ください)。

当日は、てんくらではA判定だったのですが、登山口はなぜか雨。雲も厚く垂れこめていたためいったん山を下り、コンビニで作戦会議。予報では午後は天気が回復するとのことで登山口に引き返します。

ガスの中出発しましたが最終的には雨にほとんどあうこともなく歩き通すことができました。コグルミ谷ではヒルの襲撃を何とかやり過ごし、先頭を歩く吉田さんのおかげで2度も小さなシマリスさんに遭遇。どうもここ何年かでペットのシマリスが定着してしまったようです。クルミもたくさん落ちていましたし、餌には事欠かないのでしょう。その可愛らしさに一瞬疲れを忘れさせます。頂上付近は見晴らしが悪いせいでボタンブチや奥の平などによることができませんでした。

展望を楽しめなかったのが心残りではありますが、京都から比較的近いということもあり、次回はぜひ天気の良い日にあらためてリベンジ山行ができたらと思いました。                  (近藤)   

 

 

 

                         

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